はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

上高地・飛騨高山と白川郷3日間の旅(1)

2008年08月15日 | 上高地・飛騨高山(2008年夏)
3日間の日程で、上高地(長野)を起点に飛騨高山(岐阜)、飛騨古川(岐阜)、白川郷(岐阜)、五箇山(富山)、東尋坊(福井)、永平寺(福井)、兼六園(石川)を巡るツアーに参加しました。1日目の上高地は天候にも恵まれ、高原の涼しさの中、自然を存分に満喫できて最高でしたが、他所の観光は、正直言って猛暑との消耗戦とも言うべきもので、結構疲れました。とは言え、初めて訪ねる場所も多く、十分見応えがありました。

【1日目】
旅行社企画の周遊型ツアーは、限られた期間内で効率的に各地を巡るのに便利な一方で、すべてスケジュールで動くがゆえに、ツアー中は常に時間に追われるのが難点であります。集合時間も早朝が多く、我が家も初日は5時起きで、6時過ぎには自宅を出ました。

今回は夏休みらしく、ツアー参加者が老若男女勢揃いで38名。添乗員の話によれば、通常このテのツアーの参加者数は20名以下とのことなので、今回はその倍、ということになります。ベテランと思しき男性添乗員さんも、少し緊張した表情で旅の始まりを告げました。さて、ツアー一行は8時過ぎに新宿駅を出発して、特急「あずさ」で一路松本へ。

松本駅へは11時頃到着。そこで北陸交通のバスが私たちを出迎えてくれました。中堅?と思しきバスガイド嬢はさん。茶髪に目力を強調した今風のメイクが印象的。これから3日間、お世話になります。

上高地で癒されて…

お盆休みも近く、日曜と言うことでかなりの混雑が心配されましたが、バスは比較的スムースに走行。ピーク期に当たる為、一旦沢渡で北陸バスを降りて、シャトルバスに乗り換え。そこでも心配された渋滞に遭うことはなく、13時頃、上高地の入り口、大正池付近に到着。清涼な空気が私たちを出迎えてくれました。

私たちが歩くのは、大正池を起点に、まず田代池に寄り、その後梓川に架かる田代橋を渡って対岸にあるウエステン・レリーフ(日本山岳会を設立した英国人登山家の顕彰碑)を見た後、ケヤキでできた全長30mの吊り橋、河童橋を渡ってバスターミナルへと至る、よく整備された自然研究路を歩く散策コースです。今回で2度目ですが、前回はまだ所々雪の残るGWの頃で、雪解け途中のぬかるみに悪戦苦闘したのが記憶に新しい。 

 《上高地地図》 

 大正池からの雄大な眺め
 散策路ではウグイスの清澄な鳴き声に聞き惚れ…
 池の美しさにも見惚れ…
 梓川の清い流れに心洗われ…
田代橋からは穂高連峰を望み…
蝶と花にしばし見とれ… 
 いつの間にか河童橋に到着

時間が経つのを忘れた2時間半の散策でした。季節によっては大勢の人が行き交う観光地となってしまった上高地ですが、その圧倒的な自然の美しさと漲る生命感に、何度も足を運びたくなる場所です。次回は秋の上高地を訪ねてみたい…
 
                
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