はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

上高地・飛騨高山と白川郷3日間の旅(2)

2008年08月15日 | 上高地・飛騨高山(2008年夏)
上高地バスターミナルを15時20分過ぎにシャトルバスで出発。バスターミナルは、帰りのシャトルバスを待つ人でごった返していましたが、炎天下行列を作ってバスを待つ彼ら一般客を尻目に、私たち団体ツアー客は(添乗員が既に予約していたのか)行列に並ぶこともなく、すんなりシャトルバスへ。団体ツアーの利点を感じた瞬間でした。

再び沢渡で北陸バスに乗り換え、私たち一行はホテルへ。旅の初日は飛騨高山駅近くにあるひだホテルプラザに宿泊です。ひだホテルプラザは高層ビル3棟から成る大型ホテルで、低層建築が建ち並ぶ古い町並みが売りの飛騨高山にはおよそ似つかわしくない都市型ホテルでした。そのキャパシティから、やはり団体客利用が多いようです。

この日はホテル内でも、ホテル到着後2時間ほど散策した市中心街でも、多くの外国人観光客を目にしましたが、どうやらスペイン人の団体ツアーが当地に来ていたらしい。耳にした言葉でイタリア人かスペイン人かとあたりをつけて、エレベーター内で偶然乗り合わせた外国人に思い切ってイタリア語で「すみません。あなたはイタリアの方ですか?」と話しかけたら、「スペイン人です」との返答でした。すかさず勉強中のスペイン語で「アスタ・マニャーニャ」と返した私です(笑)。

飛騨高山と言ったら、高山らーめん

夕食付きのツアーなのですが、ご当地ラーメンには目がない私たち。「な~に、夕食時間までまだ間があるし、食べた後に街を散策すれば腹も減るさ」と、ホテルのスタッフにお薦めの店を尋ねて、ホテルにほど近いやよい橋のたもとにある老舗やよいそばに行って来ました。

 
やよいそば店舗外観と店の看板、中華そば

店はおかみさんとその息子さんで切り盛りしている様子。縮れ極細面は私好みのコシでした。スープは鰹?ダシのきいたしょうゆ味。濃い見た目とは違って味はあっさりとしたもの。具は口の中でとろけるチャーシューにシナチクと長ネギ。これで650円は少し高いかなと思いましたが、総合的に見て味はまあまあ(麺とチャーシューが◎)、合格点といったところ。

 弥生橋から宮川を望む
 風情ある古い町並み


朱色が鮮やかな中橋、背景の緑との対照も見事 本町通りで見かけたレトロな看板
国分寺境内


川柳が美しい楷書で書き込まれたあんどんが、国分寺通り沿いに沢山掲げられていました。なかなかエスプリの効いた川柳をひとつひとつ読みながら、ノンビリ通りを歩きました。”夫婦関係の妙”を詠んだ川柳がとても多かったのが印象的。自分たちにも絶妙に当てはまる川柳を見つけては、思わず苦笑いでした。夫は(うろ覚えですが…)「宝くじ 買い続けるも 早定年」にとても感じ入ったようでした。夢は叶わないから夢なのか…

さて、ホテルに戻って晩ご飯。旅行前に和食・洋食(フレンチ)、中華から予めチョイス。我が家は和食を選びました。団体ツアーですが、今回は一斉に大広間で食べるのではなく、決められた時間内に所定の場所に行けば良いので気が楽でした。写真のメニューで終わりかと思ったら、後でまた幾つか出て来て胃がパンクしそうでした。ご当地メニューの飛騨牛のせいろ蒸しと白和えがおいしかった!



お風呂は人工温泉で地下と高層階に大浴場があるのですが、展望露天風呂で夜空を見たかったので高層階の風呂を選びました。雲ひとつない空でしたが、あいにく星空は見えませんでした。残念。客室も比較的手狭でしたが、寝るだけなのでそれで十分でした(新館の皆美館は広くてきれいなようです)。
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