人命は等しく尊い、地球よりも重いなんて嘘っぱち。
それは単なるキレイごと。
命の重さは明らかに違う。
人によって、その立場によって、民族によって、人種によって、
そして国(籍)によって…
米国で銃乱射事件により32人が殺害され、犯人も自殺。
日本では暴力団幹部により市長が銃撃され死亡。
そしてイラクでは爆弾テロで170人余りが死亡。
報道の頻度、人々の関心…
その死の扱われ方は、明らかに違う . . . 本文を読む
長崎市長選たけなわの長崎市で17日(火)夜、伊藤一長(いっちょう)現長崎市長(61歳)が暴力団幹部の凶弾に倒れ、翌日の午前2時28分に出血多量で死亡した。信じられない?!こんなことがこの日本で、長崎で起こるなんて!
容疑者は”市役所との個人的なトラブル”が動機と供述しているらしいが、なぜ市長個人を?という疑問は拭えず、しかもこの時機を狙っての犯行、何かもっと裏があるのではと勘ぐらずにはいられ . . . 本文を読む
それほど熱心にビデオ撮りをして来たたわけではないが、我が子の誕生や幼稚園のお遊戯会、海外生活など、8ミリビデオテープに記録していたものが少なからずあった。ビデオカメラさえあればいつでも見られるとタカをくくっていたら、ここ何年も使っていなかったビデオカメラを取り出してみたところ、故障して使えないことがわかった。
さあ、どうしよう?思い出はもうこの目で見ることはできないのかと、量販店に修理の問い . . . 本文を読む
近日公開の『サンシャイン 2057』では、寿命が尽きようとする太陽に核爆弾をブチ込んで再生させようと、科学者を中心としたクルーが太陽へと向かう。そうしなければ地球は凍り付いて、地上の生命は殆ど息絶えてしまうのだ。とは言え、この作品の主眼はそのミッションの遂行そのものより、そこに至るまでの、宇宙という特殊な舞台ならではの、或いは宇宙船という密閉空間での、クルー達の精神的・肉体的危機をサスペンス・タ . . . 本文を読む
先日、ある方から譲っていただいた招待券で、青山在カナダ大使館で開催された「NFB(カナダ映画製作庁;カナダは国を挙げて映画制作を支援しているんだ!) 黄金の70年代特集」の特別試写会に友人と行って来た。アート系の短編5作品48分の上映。
プログラムは以下の通り。
『死後の世界』(イシュ・パテル)
『ストリート』(キャロライン・リーフ)
『バラブロック』(ブジェチスラフ・ボヤル)
『イヌ先 . . . 本文を読む
それからすべてが貴重な資料だからかもしれないが、手稿など複製が多過ぎる(ウフィッツィではどうだったのだろう?)。レオナルドは遅筆で(下絵は膨大な数を残しているが)、現存する絵画の完成作品はごく僅か(14点?)と言われているらしいから、仕方ないのかもしれないが、いくら現代のデジタル技術(美術とデジタル技術の適用に関する諸問題については、日本経済新聞2007年4月2日付夕刊20面を参照されたし) . . . 本文を読む
3月20日(火)から上野・東京国立博物館(以下、東博)で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像』展に春休み中の息子と行って来た。東博開催の展覧会は観客動員数では所謂ハズレが殆どなく、会期中休日・平日に関係なく混雑している。私が行った日も平日ながら観客の入りは多かった。春休みなのに子供の姿は思ったより少なく(この季節は博物館・美術館より公園やテーマパーク等の屋外施設だろうか)、多く目に . . . 本文を読む
わたくしごとですが、息子が県展ジュニアの部で優秀賞を受賞しました。併せて、受賞者選抜海外巡回展への推薦も受けました。モンゴルと韓国で展示されるようです。本人も行ったことのない国へ、作品が一足先に訪問です(^_^)。小学校から通い続けて来た絵画教室も今年でやめると本人は心に決めていて、今回の県展入賞で有終の美を飾ることができました。親としても嬉しいです。早速ご指導いただいた先生にも報告とお礼のメール . . . 本文を読む
ハリウッドでも活躍するオランダ人映画監督ポール・バーホーベンが、『4番目の男』(1979)以来27年ぶりに故国オランダで撮った作品。構想20年、オランダ・ドイツの名優・人気俳優を揃え、オランダ映画史上最高の制作費(25億円)を投じて完成させた渾身の一作らしい。彼のハリウッド進出作品はもう何本も見ていて、エロチシズムと暴力が持ち味との印象を持っている。しかし本作は彼自身の、戦争にまつわる記憶の . . . 本文を読む