Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

病の季節♪

2008-02-10 | 医療・病気・いのち
今朝は頭痛で目が覚めた
というより夢の中から頭痛で苦しんでいた
起きてから薬を服用したが
頭痛と共に吐き気があり全く食欲が出ない
体の不調というのはまことにつらいものだ

高僧が(良寛?)

   病気になる時節には
   病気になるがよろしく候
というようなことをおっしゃったそうだ

悪あがきせずに
病になった自然な状態をそのまま受け入れる
ということなのだろう

確かに達観だろうが
つらいものはつらいし
できればそこから逃れたい
とわたしは思う

だから患者さんにたいしても
不十分ながら
少しでも早くつらい点を取り除きたいと思い
接している

でも自分が経験してないつらさというのは
当然実感としては分からない
今日のような体調の悪さの実体験などから
類推するしかない 想像するしかない

分からないと言って放棄するのではなく
分かろうとする姿勢が大切なのだと思う

医療に限らず
ひととの関係の中では
この想像する力が大切なものの一つだと思う
ときに独りよがりの想像になることもありますけれど  反省