何となく鳩尾がすっきりしないときなどは
ちょいと胃腸に負担をかけすぎているのだろうと反省する
そんな時 今日こそは少し胃腸を休ませてやろう
食を控えよう などと考えたりすることがある
しかしその不快が去れば
ついつい何かを口にしていまい
かえっていつもより多く食べていたりする
何とも自制のきかぬ話しである
こんな我慢の利かぬ人間なので
患者さんの療養上の必要から絶食を指示している場合も
それがどうしても長期にわたりそうになったりすると
なんだか負い目を感じてしまう
たいていは術後の4~5日位なのだが
イレウスや消化管出血の方などの場合
絶食が1~2週間に及ぶことも少なくない
まあそんな時に下手に食事をすれば
結局は患者さんの苦しみとなって返っていくわけなので
負い目を感じる必要はないのかも知れないれど
はやく良くならないかとちょいと気がせく
漱石の時代ならば
良性の胃潰瘍だって
当時の胃薬と注射薬を使い
後は少量の水分と絶食で療養というのが月単位で行われていたことを考えれば
今の絶食期間なんて大したことないのかも知れないが
進歩した医療に私たちがなれているのと
世の中自体がせかせかしており
時間に対する寛容さが無くなっているのもあり
のんびりと病院で療養なんて言うのは
随分難しくなってきた
病気なんて言うのは何とかしてさっさと治してしまうものという考えが大勢で
療養という概念すら欠落しているように感じることも多い
そうなると
かわいそうだという感情と相まって
やはり負い目を感じることになってしまう
ちょいと胃腸に負担をかけすぎているのだろうと反省する
そんな時 今日こそは少し胃腸を休ませてやろう
食を控えよう などと考えたりすることがある
しかしその不快が去れば
ついつい何かを口にしていまい
かえっていつもより多く食べていたりする
何とも自制のきかぬ話しである
こんな我慢の利かぬ人間なので
患者さんの療養上の必要から絶食を指示している場合も
それがどうしても長期にわたりそうになったりすると
なんだか負い目を感じてしまう
たいていは術後の4~5日位なのだが
イレウスや消化管出血の方などの場合
絶食が1~2週間に及ぶことも少なくない
まあそんな時に下手に食事をすれば
結局は患者さんの苦しみとなって返っていくわけなので
負い目を感じる必要はないのかも知れないれど
はやく良くならないかとちょいと気がせく
漱石の時代ならば
良性の胃潰瘍だって
当時の胃薬と注射薬を使い
後は少量の水分と絶食で療養というのが月単位で行われていたことを考えれば
今の絶食期間なんて大したことないのかも知れないが
進歩した医療に私たちがなれているのと
世の中自体がせかせかしており
時間に対する寛容さが無くなっているのもあり
のんびりと病院で療養なんて言うのは
随分難しくなってきた
病気なんて言うのは何とかしてさっさと治してしまうものという考えが大勢で
療養という概念すら欠落しているように感じることも多い
そうなると
かわいそうだという感情と相まって
やはり負い目を感じることになってしまう