へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

日記1/24

2020-01-24 23:11:00 | ノンジャンル
 朝起きるとすごい霧だった。脳みそが疲れて、一日中寝たりごろごろしていた。そろそろ一旦休憩の時期だろう、と店の営業を入れていなかったのが正解。ちょうど昨日年末年始の展示会の残務処理がすべて終わったところで、一区切り、という感じ。

 しかしいつまで鬱にとらわれているんだろうなあ、とげんなりする。気分の落ち込みは少なくなったけれど、疲れやすい、マルチタスクができない、ミスが多いなどを引きずっている。それでも去年に比べたらだいぶ動けるようになってきた、そのことに目を向けるべきなんだろうけれど。いつになったら人並みに働けるんだろうか、それとももうそんな日は来ないのか。

 午後、先日集めたオーストラリアの森林火災支援の募金を、現地の団体3つに寄付する。日本語で解説してあるサイトを見ながらやっても何度も失敗しながら、なんとかできた。1か所2回決済してしまったかもしれないけれど、まあいいか。ほんとうは店でやったウォンバットの展示会で出たわたしの利益分をすべて寄付したい気持ちだけれど、生活と経営がたち行かないと継続的な支援はできないから今回はやめる。それでも経営は全くたち入ってない。

 1年後、2年後はどうなっているんだろう。不安もあるけれど何とかなるかなあ、という思いもある。いやいや働きに出ている夫の手前、わたしも好きなことをするのであれば現金を得る手段を持たないとという焦りも大きい。とりあえず今日は寝よう。

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日記1/23

2020-01-24 17:11:00 | ノンジャンル
 夜中に雨音で目を覚ました。いや、中途覚醒したら雨音が耳に入ったのか。久しぶりの雨は朝になっても強く降り続き、かっぱを着て夫が出勤していった。

 午前中は読書。気圧の急低下、雨天、月のものの周期によるホルモンバランスの乱れ、薬の血中濃度の急変化…いろいろ危うい状況がそろう中で選んだ本が悪かった。二階堂奥歯「八本脚の蝶」。聡明で読書家(という言い方がふさわしくないほど、命を削って本を読んできた人だと思う)な彼女の日記。才能に恵まれても、すべてを受け入れる理解者が近くにいても、彼女の生き難さは募るばかりで、数度の失敗の末恐浮謔濶zえて飛び降り自殺をし、帰らぬ人となる。死以外に彼女が救われる方法はなかったのだろうか。

「ただ、わたしにとって、わたしの存在価値はゼロなのです。だれかに認めてもらって、初めてプラス。貶されれば、マイナス。ゼロから始まって、完璧にすればゼロをキープできる。失敗すれば、マイナス。」

 そんな論、実践する前から破綻するに決まっているではないか。どんなに周りから認められても、自分で自分を認めない限りは生きていくことはできない。そんな彼女の思考をなぞっているうちに、いつか抱いた絶望感と希死念慮が沸き上がってきてしまった。自宅5Fのベランダから下を覗いて、それでも衝動的に飛び降りることはなく「ここからなら頭から行かんと死ねないな」と冷静に考えていた。高所恐撫ヌのくせに、身を乗り出しても浮ュはなかった。これならいける、と思ったところで夫に声をかけられた。そんなあの日がまざまざとよみがえってきた。

 読了後、泣きながら風呂に入ったらすっきりした。わたしは図太い。まだ死なない。