きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

妻の恋人に会う

2010年06月02日 | 韓国
妻の恋人に会う(아내의 애인을 만나다)  2007年  
監督:キム・テシク
出演:パク・クァンジョン、チョン・ボソク、チョ・ウンジ

20100602-1.jpg

このポスター、間違いではないけど逆よね
どっちが妻に浮気されたのか(笑)

なんとも力の抜けるオモロイ映画でした

前半は浮気された男と浮気した男が2人、ソウルから洛山へ車で向かうロードムービー
事情を知らない浮気男は
「この世に不倫はない、愛があるだけ」なんて力説しちゃう

ガソリンスタンド襲撃
サイクリングしてる西洋人のお兄ちゃん
大量に転がる西瓜
捕鯨反対のデモ
立ちション中のヘリコプター
炎天下のバドミントン
全裸で川
次から次へと起こることがなんといいますか
なんの意味があるのかさーーぱりわかんないんですけど
シュールだわ
この脱力な加減がけっこう好き

妻の不倫が許せなくて、いっそのこと2人を殺そうとまで思ってるのに
全然殺伐としてなくて、なんだかほのぼのしちゃってる
これは、ひとえにパク・クァンジョンの持ってる独特な雰囲気(風貌)でしょうか
男の色香ゼロだわ~、力弱そうで貧粗で笑っちゃう
彼はドラマでも映画でも完全なる名脇役という存在でしたけど
こういう主役作品があったのねー

テハンがハンコ屋ってのもいい
ソウルの新村でハンコを作ってもらったことあるけど
韓国ってそういう手彫りのハンコ屋さんが多いのかしら

後半、テハン自身も思いがけない展開になっちゃって弁明するかと思ったけど
彼は最後まで言いたいこと言わない(言えない)人で
「口数が多すぎるんだ」のひと言もけっこうツボでした
寡黙に大根に似顔絵を彫るなんてけっこう憎いよ、、大根だし、、(笑)

最後にオ・ダルスがでてました
これも意味があるのかないのかわかりませんが
彼はでてくるだけで、なんか可笑しくて意味ありそうな感じがするのがいいですねー

20100602-4.jpg

20100602-2.jpg

20100602-3.jpg

20100602-5.jpg

</object>

江原道の海辺の町で小さなハンコ屋を営むテハン(パク・クァンジョン)は結婚して5年になる妻に浮気の疑いを抱き、不倫の証拠を掴もうと決意し妻の愛人がいるソウルへと向かう。不倫相手はタクシーの運転手をしているジュンシク(チョン・ボソク)。テハンはジュンシクのタクシーに乗り、行き先を洛山(江原道)と告げる。思わぬ長距離客に上機嫌となるジュンシクだった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿