自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

白井川小宿泊体験活動

2007年09月03日 22時44分13秒 | 学校向けプログラム

山村留学生の子ども達も通う黒松内町立白井川小学校の宿泊体験学習が始まりました。1年生から6年生まで16人と先生方7名が滞在中です。 あいにく朝からの雨模様ですが、初めての宿泊学習の低学年の子ども達も元気いっぱいです。

    

10:00に到着。まずは開会式とオリエンテーション・導入のゲーム
校長先生と自然学校からの挨拶。そして、4日間の日程の案内がされました。そして、子ども達と自然学校のスタッフが仲良くなるための自己紹介ゲームや身体を使った遊びが展開されました。

  

あっという間の2時間が過ぎてしまいます。お昼は食堂で町内の給食センターからからデリバリーされました。 いつもと違った場所で食べるみんなとの給食はまた楽しいようで、子ども達のテンションはいっこうに下がりません。賑やかで楽しい食事となりました。 

     

外は小雨模様で風が強いでしたが、雨の日に外へ出る服装の話をしてから、皆用意万端森へいざ出発。でも、ただ森へ歩いても面白くないので、森をよく見ることができるように探検訓練をしました。 1-3年生は「虫眼鏡教室」どうやったら虫眼鏡で良く見ることができるようになるか、ウォーリーを探すという絵本やセミの抜け殻を使って焦点のあわせ方を練習しました。 4-6年生は、茂みに隠してある人工物を見つけるというカモフラージュゲームをしました。

おかげで、森の中ではカタツムリやキノコ、幹を伝う雨水、ぶなの葉っぱの細かな葉脈などいろいろなものが見つかり、いろいろなことに気がつきました。

   

森から出てから、黒松内温泉で一風呂浴びてから夕食。自然学校のキッチンまり子のメニューは、ビーツと野菜のスープ、ふくらぎの刺身、野菜サラダ、マーボー豆腐、肉じゃがとごはん。みんなたくさん食べました。予定通りの完食。

夜プログラムは、畠山さんの牛舎に牛乳をもらいに1-4年生。5-6年生は熊野神社へナイトミニハイク。暗がりに泣いてしまう子もいましたが・・・それは・・・

気を取り直して、ナイトツアー「夜の風を見る」
とても強い風が吹いているので暗い中で飛んでくる物が見えないので、長く歩くのはやめました。 寿都湾の100m級の大風車の夜の姿を見にゆきました。暗闇で風を切る音は迫力がありました。 その後、寿都の浜まで暗い道をグループでしゃべらないで歩きました(サイレンとウォーク)。

ついた寿都湾は・・・ なんと 風がなくて静かな海が広がっていました。
北風が上空20m位上に吹いているのです。 ちょっとの距離の違いで天候が違う事を子ども達は実感したようです。

次から次への新しい体験の連続。 さすがのテンションも長続きしないで、夜9時半過ぎには 皆ぐっすりと寝てしましまたあ・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿