自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

春の食卓

2015年04月17日 10時17分52秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
自然学校の昼食は、まかないを作って食べています。

ご飯は前日の冷凍ご飯、乾麺などは買ってくる事が多いですが、他の食材は戴き物を使ったり、畑のもの、自生しているものを使っています。
前日の残りものがたくさんあった時は安心ですが、大飯ぐらいが多い昨今のスタッフ事情では、あまりそうもいきません。
食材とにらめっこして、作れる料理を考える場合もあります。

しかしながら、

秋:ジャガイモを始めとして、色々な食材を地域の方からいただく。学校の畑も取り納め
冬:豊富な備蓄を使う。卵は無い。
春:備蓄していた食材はなくなってくるが、山菜などが採れる。鶏が卵を産み出す。
夏:畑の野菜が取れる。シーズンに入るとまりこさんが作ってくださる

と、なんだかんだ色々な食材がキープされているため、実は食材に困ることはあまりありません。
本当に、乾麺を購入するくらいで事足りるのです。

そんな食事事情なので、食卓にのぼるものは季節の食材が多いです。


さてその中でも、この日は特別でした。

まず、個人的に興味があったエンゴサクを


それから花壇横に生えまくっているツクシを駆除を兼ねて


また、ニワトコの芽やシャクも採ったので、当初これだけの食材が揃いました。


エンゴサクとシャクをおひたしにして、ツクシのはかまを取って油で炒めて、ニワトコを天ぷらにしている所で、ホッシー達がコミュニティーファームから帰ってきました。

実は私(たつみ)はオフでして、のんびり散策・収穫、ついでに勤務スタッフと料理を食べようかな、と気軽に考えていました。また学校にいたスタッフは2人しかいなかったため、3名程度が食べる料理を想定して調理していました。
が、コミュニティーファームから帰ってきたのは5名。合計8人となってしまい、これじゃあ足りない。

ホッシーはヨモギを採ってきており、これも天ぷらにする予定だったとの事なので天ぷらの具材が増えました。
しかしそれでも足りないので、先日高木家に届いてスタッフも使っていいよと言っていただいたタケノコ(ササノコじゃないよ)も揚げちゃいます。

冷凍ご飯が足りないので、じゃぁ主食を足すけれど何が有る? →皿うどんがある! 調理開始!

また、ホッシーが昨日岩内に行ってきてもらってきたアワビも登場



と、次々に食材や料理が増えていき、こんな豪勢な昼食になりました。


なんと、9品。 (8品だったらSPring-8だったかな)







みんな自然と顔がほころぶ、話が弾む、そんなお昼になりました。
「昼食」というよりは、「昼食会」といった感じでしたね。

食後は、豆腐屋で買ってきた豆乳を使いつつの、チャイをいただきました。
最後までバッチリです。



(たつみ)

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