はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

コーヒー豆の焙煎データ(温度推移)4

2021年04月23日 23時15分31秒 | コーヒー

自分の焙煎実績(青系統)を見ると、1ハゼ8分台ではかなり温度が高い。

プロと同様の温度(200℃くらい)だと、14~15分ほどかかっています。
どう工夫しても、同じラインには載ってきませんね・・・

では一体どうしたらよいのでしょうか・・・

 

温度、時間、そしてもう一つ大事なのが、温度の上昇率だそうです

ボクもこれまで上昇率を見てはいましたが、それは、焙煎開始時の温度の違いを補正しようとしたから。

夏と冬では豆の温度や気温が30度近く違います。

「〇分後の温度を△℃にコントロールしよう」としたとして1、開始時の温度が影響するので、たとえできたとしても同じ焙煎になりません。
なので、この上昇率を見てコントロールしようとしていたのですが・・・

 

ネットで勉強を始めて分かった来たのが、温度の上昇率が少ない、すなわち水平に近くなってくると、どうも味がマイルドというか平坦な感じになるらしい。

確かにすっきりした味わいになったと思っていたのですが、味が無いんですよね~

 

まずは、1ハゼのタイミング8分30秒と、温度上昇率(傾き)を守るべき要素とします。

温度は、自分の焙煎機の温度計が豆の温度を測っていない(ケースの上部に固定)ので、正確ではなく、無視することにしました。

その条件で大体プロットしてみると、緑の線になります。

もしかしたら8分台でハゼないかもしれないので、もう少し温度を上げてもいいかもしれません。

まず150℃くらいまで上げて、温度上昇率が10~12℃/分となるようにします。

これでひとまず美味しくなるといいんですけどね・・・


コーヒー豆の焙煎データ(温度推移)3

2021年04月22日 23時46分48秒 | コーヒー

とはいえ、自分一人でやってみるのもそろそろ限界と言うか、行詰まってきました

一応本を読んだり、美味しいコーヒー屋で聞いてみたり、当然豆を買う店のご主人にも教えてもらったりしていますが、

焙煎機が違うと、全て違うということなので、あくまで参考程度と考えています。

結局は自分の舌が頼りということです。

人に聞いた結果は、1ハゼが始まるのが8分と言う人もいれば、12分の人も、15分の人もいます。

ネットでいろいろ調べてみると8分くらいが多かったので、当初8分程度で調整してました。
ただ、なかなか美味しいコーヒーにならず、複雑な味で、しかも毎回違う味になるという状況。。。

が、自家焙煎のコーヒー屋などで聞くと12分前後が多く、最近はそれくらいにしていました

すっきりした味わいで、焙煎に「失敗した~」ということも少なく、味もそこそこ安定していました。

が、求めている濃厚な甘い香りは皆無で、このままではいけないと思い始めた、という次第です。

 

これまで自分で見つけてみようとチャレンジしていましたが、、、
とうとう自分で見つけ出すのに限界を感じ、先人たちが積み上げてきたノウハウをいただくことにしました

ネットでいろいろ調べてみると、いろんなことが判ってきます

温度推移のデータがあちこちにあったので、プロットしてみました。

見にくいですが、写真の緑色で囲った部分がプロの実績です。

青系統はボクの焙煎実績で、各線の赤い部分は1ハゼの期間。

プロの黄色系統の1ハゼが一か所に固まっていますが、これが8分30秒から10分の間になります。

こうやって並べてみて、初めて分かりました。。。

「こりゃいかん・・・

(つづく)

 

 


コーヒー豆の焙煎データ(温度推移)2

2021年04月15日 21時43分04秒 | コーヒー

焙煎したコーヒーが美味しくならない理由の一つ、不良豆です。

焙煎する前に、豆をトレーに広げて、虫食いや欠損、カビ、未熟豆、死に豆などの、味が悪くなる豆を取り除きます。

虫食いなどは見てすぐに分かるのです。

が、未熟豆や死に豆は、極端なのは分かりますが、なんか微妙な奴もいて、いつも悩みます。

一定の基準で選別しているつもりでも、いつしかズレていって、

「あれ? 今これ捨てようとしてるけど、今まで合格した奴の中に、こんなのいっぱいあるぞ・・・」

ということが、多々あります。

この辺りの基準は誰かに聞くのが一番なのですが、なかなか聞ける人がいない

かくなる上は自分で試してみようと、悩ましい豆を集めて焙煎してみました

結果、見てくれ上は特に異常は見つかりません。

ここで判別できるくらいなら、問題は簡単なんですけどね~

 

飲んでみましたが、特に変な味がするわけでも、美味しい訳でもなく、味の無いすっきりしたコーヒー。
大体焙煎したてはこうなんですけどね

3日くらい経つと、なんだか嫌な後味が残るような気がしてきて(先入観かも)、、、
4日目には飲んだ後、急にお腹が痛くなり(コーヒーのせいではないのかもしれませんが・・・)
残った豆は捨ててしまいました

 

先入観で不味く感じただけかもしれないし、もしかしたら焙煎に失敗しただけかもしれない。
でももしかしたら、これではまだダメで、もっと厳しく基準を設定しないといけないのかも

結局自分のウデと舌の能力では、細かいところは判別できないということです

そんなことで美味しいコーヒーの焙煎なんてできるのか、、、ちょっと自信を無くしてしまいますが。。。

 

でも飲んで美味しいと思うコーヒーは現にあるし、美味しくないカフェには「二度と来るか!」と思う。
一応自分なりに、少なくとも 美味しい/そこそこ/普通/イマイチ/マズイ くらいのレベル分けは出来ます

それと、確かに焙煎を始めてからコーヒーの味がある程度細かく分かるようになった気はします。

なので、時間はかかるかもしれませんが、まずは自分がおいしいと思えるコーヒーができれば良いかな


コーヒー豆の焙煎データ(温度推移)

2021年04月03日 23時37分48秒 | コーヒー

最近あまり記事を書かなくなりましたが、コーヒー豆の焙煎は毎週地道に続けてます。

土日に仕込んだ分(200g)を、翌週会社で消費します。

ただ、、、
なかなか腕が上がらないというか、進展しないというか・・・

相変わらず、毎回出来上がりが違うし、たまには美味しいのがあっても良いはずですが、

それが無いのです。
おいしいのがあればそれを再現しようと試みるのに、お手本となるべきパターンが分からない

 

パターンというのは・・・

時間と温度の関係です。

コーヒー豆の焙煎を始めて、時間が経つにつれ豆の温度が上昇していきますが、その上がり具合。

それを毎回、1分ごとに温度を記録しています。

 

黄色が一回目のハゼ、緑が二回目のハゼ。

途中の緑とか青は煙が出たり、香りが変わったりしたタイミング。

大体二回目がハゼ始めると止めます。

最近は、毎分の上昇温度も見えるようにしました

 

例えば「10分後の時点での温度が何度か」を参考にしようとしたとします。

でも気温が低いと出発点、つまり開始時の温度が違う。

となると、10分後の温度も当然違ってしかるべきです。
なので、上昇度も見ておいた方がよいかなと。。。

 

いま書いていて思ったのですが・・・
ある一定の温度、例えば30℃になった時点から時間計測を始めれば良いんじゃ・・・

さすれば、多少は条件はそろうように思います。

いや、、、わからないか・・・

いかんせん、温度計は焙煎機の上の方に付けていて、直接豆の温度を測っているわけではありません。
気温が30℃のときと、焙煎を始めて30℃になったときとは、状況は異なりますからね~

 

さて、作成した表をグラフにしてみると、こんなグラフになります。

カセットコンロの火力は結構不安定で、新品の時とガスが無くなる前とは熱量が全然違う。

メモリもアバウトだし、同じ条件にするのはホントに難しい。

でも調整するところは火力しかなく、火力の強さによってグラフの傾きや最高到達温度が

上下します。

逆にいえば、火力をうまくコントロールすれば、無理やりにでも狙ったラインに乗せる
ことはできるはず

で、上のグラフでグニャグニャ波打っているのは、そんな調整をした結果です。

 

ただ、これだけのパターンがあって、どれ一つ「これだ!!」という成功例が無い、と
いうのもおかしな話です

もしかしたら、安い豆ばかり買ってくるので、もともとの豆の実力が低いだけなのか・・

そうだとすると、完璧なおいしさではないにしても、この豆の実力を最大限に引き出す

焙煎というものが必要なわけですが、それがどれか判らない、ということは・・・
自分の舌が未熟であるがゆえに、焙煎の腕が上がらない、ということ?

 

そういえば豆屋で、同じ豆を焙煎してもらったのを購入して飲んでみたことはあるけど、

それほど「おいしい!!」ということは無かったのです。

が、それは好みの問題(豆屋はこれが最高だが、自分は違う)で片付けてしまっていました。

プロが焙煎したその味が、もしかしたらその豆で目指すべきところと考えるべきなのかな?


おいしくならない原因としては、まだあります

(つづく)

 


ポーレックス ミニⅡを購入しました3

2020年12月12日 00時17分04秒 | コーヒー

さて、セラミックの刃に関してです。

ポーレックスは外して水洗いすることができます。

外側の3つの窪みを・・・

受け側の3つの出っ張りに合わせてはめます(はめるというよりは入れる?置く?感じに近い)

ひとしきり分解してみて、組み立て、ちょっと回してみたところ、、、

内刃と外刃の隙間が均一ではなく、回すと隙間の広いところがグルグル移動します。
これは・・・どうやら軸が歪んでいるようです
そういえばネットの口コミにそんなことが書いてありました

軸が曲がっていて均一に挽けない、と・・・

「しまった、、、
店頭で確認した時に、シャフトの歪みもチェックしておくんだった・・・

店に持っていけば交換してもらえるとは思いますが、めんどくさいのと、、、
ポーレックスの品質を信じていたのにちょっと裏切られた気分になって、ちょっと悲しい。。。

しかしこんなひん曲がっているの、ちょっと検査で見たら分かりそうなもんですが・・・

なんかおかしいぞ、と思ってみていたら、、、

セラミックの刃の隙間に着目すると曲がっているように感じるのです。

が、シャフトに触れながら回してブレの度合いをみると、軸は微動だにしない。

なんだ、軸は歪んでないじゃないか!!

だとしたら原因は一体なんだ??

 

よくよく調べてみると・・・

どうやら内刃も外刃も、しっかりと固定されていないようです。

内刃のセラミックとその中に挿入する軸を受けるプラスチックには、ガタがあって微妙に動きます。

写真でも分かるくらい隙間が見えます。

 

一方で外刃は、収める筒との隙間もごそごそだし、筒内の3つの突起も回らないようにする程度で、かっちり固定はしません。

外刃はグラグラにフリーな状態で動きますし、内刃も軸に対してかなり余裕を持って動きます。

つまり、内刃も外刃も固定されておらず、ある程度フリーに動く状態になっているということです
普通に考えたら、均一な大きさに挽くなら、カッチリ固定して内刃と外刃の隙間は一定にすると思うのですが・・・

なのにポーレックスがわざわざフリーにしているのは、何か理由があるはず。

隙間が大きくていいことと言えば、、、豆が大きいまま挽ける、とか。
そういえば、豆を挽く効率(時間)が向上したと言ってましたっけ

あとは・・・思いつかない。

実際に使ってみなくては・・・

 


ポーレックス ミニⅡを購入しました2

2020年12月10日 00時18分50秒 | コーヒー

さすがポーレックス、、、とはいえ

いいとこばかりとは言えません。

 

ハンドルの質感は、ステンレス製の中華製のが上。

ポーレックスのは武骨で洗練されていない感じがします。
おまけにバリがあって引っ掛かる感じがする

 

でも、一番気になるというか、残念と言うか、やめてほしいのは、ハンドルの形状です。
複雑に3次元に曲がっているので、収納時にホントに収まりが悪い

こうやってみると良さげに見えますが・・・

黒い手で持つ部分の出っ張りを内側にすると、反対側が持ち上がる。

持ち上がったうえで、曲がって左に出っ張るので、非常に邪魔くさい
コンパクトに収納したいのに、かさばって仕方がないのです・・・

このモデルを買うということは、コンパクトさを追求しているということ。
多少の挽きにくさや効率は置いといて、キャプテンスタッグやカリタのように、真っすぐなハンドルでも個人的にはよかったなぁ

専門メーカーのポーレックスとしては譲れないところなのかもしれません。
ならば、購入時にどちらか選べるように選択制にするとか、せめてオプションで用意してもらえれば購入を考えるのに。。。

 

さらに気になるのが、この状態で持ち運ぶと、ハンドルと本体がガチガチ干渉するところ。
バイクに載せたりしたら、あっという間に傷だらけになること間違いなし!!
皆さん気にならないのかな、、、自分は金属同士が触れあうのにものすごく抵抗があるのですが・・・

仕方ないので、滑り止めも兼ねてるゴムは取り外すことにしました。

スッキリした感じになった

ゴムを外したら、それまで全く意識していなかった接続部の段差が、とても気になるようになった

ココに関しては、ツライチになってるキャプテンスタッグに軍配です。

(つづく)


ポーレックス ミニⅡを購入しました 

2020年12月07日 22時08分08秒 | コーヒー

とうとう来ました~

ポーレックスのコーヒーミル。

モンベルの店頭で品切れだったので、注文していました。

ネットと違って、受け取りの際に中身の確認ができるのでありがたい。
セラミックの刃が欠けていたりすることもあるので、ちゃんと見て買いたいですからね

 

高級感のある箱。
なんだか捨てるのがもったいなくなる・・・

 

本体はかなりコンパクトです。

 

早速バラしてみます。

気になるのは、セラミックの刃の部分、中華製ので壊れた部分です。
刃の形状はよく似ていますね。。。

 

軸を受ける部分。

ポーレックスは出っ張りが4つの十字型、中華製は2つの一文字型です。

ネットでいろいろ調べていたら、ポーレックスも以前は一文字型で、今回改良されて十字になったようです。

 

出っ張り部分がT字型になっているのも、中華製と同じ。
凹んだところをプラリペアで埋めようか、とも思ったのですが・・・
さすがにポーレックスなら素材等ふくめきっちり強度計算して作ってると思うので、やめておきます

 

ハンドルの形状です。

かなり似ていますが、さらに旧ポーレックスは穴が五角形だったもよう。
どこもかしこもそっくりなので、中華製は旧ポーレックスをそのまんまコピーしたものと思われます

 

しかし、悲しいかな、肝心の強度計算の部分でやはりサルマネはボロが出ます。

セラミックの中にはめ込んだプラスチックのパーツが受けることになる、軸の羽の部分。

中華製は、この羽が小さいがために、プラスチックの強度が追い付かず耐えかねて割れてしまいました。
ポーレックスと比べてみると、幅が全然違いますね・・・

明らかにポーレックスのが広い。

(左がポーレックス)

 

粉の粒度調整のつまみの形状も変更となったようです。
4枚の羽が下側に出っ張って、回しやすくなっただけではなく、、、なんと!!

下部の粉受けを分離しても、単体で直立するのです!!

「なんだ、そんなこと?」言う事勿れ。
これ、自分的にはかなりポイント高いっす

粉をペーパーフィルターに入れてるときとか、掃除するときとか、外してそのまま手に持っておけない状況って、毎回のようにあるのです。

屋外だと置ける場所も限られてくるのですが、それでも置いて転がってってしまうのを押さえる度に、「立てられればいいのに」と何度思ったことか!!
これを見た時、拍手喝さいものでした~

(つづく)


携帯型コーヒーミルの選定4 ポーレックス

2020年12月06日 20時53分32秒 | コーヒー

最後、ポーレックスミニⅡ

結局これを買ったのですが、、、

決め手はセラミックの刃にこだわりがありそうだったので。

携帯コーヒーミルでは元祖的な会社だと、どっかで聞いた気がします(定かではない)。
ホームページを見てみると、調理用器具、それもミル中心の専門メーカーのようですね

この点で、金属加工業者のパール金属製キャプテンスタッグのミルとは一線を画しています。

 

実はそれでも最後まで迷っていました。

ちょっと前なら迷わず3500円のキャプテンスタッグを買ってたと思うのです。

でも今回はイイモノを買うと心に決めていたので
それにコーヒーに関しては、ボクなりにこだわりがあるのです

ポーレックスのホームページを見ていると、そこにこだわりと自信と誇りが垣間見えた気がしました。

それが決め手です(ちょっと高かったけど)。

おりしも、改良版のミニⅡが発売されていたのでした。

これもイイモノであることの保証となった気がします。

 

さて、ポーレックスの詳細は後程紹介するとして、コンパクトな携帯ミルを選ぶ際に考慮すべき点を自分なりに少し(電動は除く)。

①携帯性:使用目的は何か。家で使うか持ち運ぶか。コンパクト性を追求するか。⓶⑤も関連。

⓶豆の量:一度に挽ける豆の量(ミルの容量)が1杯分(2杯未満)でよいか、2杯分(20gくらい)必要か。

③整備性:外刃が取り外して水洗いできる(ポーレックス)か、外せない(ハケなどで清掃)か(キャプテンスタッグなど)

④値段:セラミックの刃が性能を決めます。これにいくら出すか。刃が同じなら、あとは値段と趣味の世界。

⑤ハンドル形状:真っすぐ(収納時コンパクト)か、湾曲(力が入りやすいが、収納時にかさばる)か

⑥上下の接続部の段差:面一(ツライチ)は手になじむ(キャプテンスタッグなど)、段差があると引っ掛かる感じ(ポーレックス)

⑦加工精度:クチ込み等で評価を調べるしかありませんが・・・質感や完成度は重要なポイントになるかと。。。

⑧ミルの性能:ネット上に情報はありますが、人それぞれで結局わからずじまい・・・最後は⑨が決め手

⑨こだわり:専門メーカー(ポーレックス)、コーヒー器具メーカー(カリタ、ハリオなど)

ホントは⑧⑨あたりがもっと上位に来るのですが、これは趣味の世界の話になってくるので、下位にしておきました

ご参考にしていただければ。

 

さて、次回はポーレックスの詳細情報です。
楽しみ~


携帯型コーヒーミルの選定3 カリタ

2020年12月05日 18時50分31秒 | コーヒー

カリタ コーヒーピクニック

カリタが金属加工で有名な新潟県の燕市の業者とコラボして作られているミル。

カリタのサイトにはこの写真しか無く、情報は販売サイトの口コミ情報のみとなります。

(カリタのサイトより)

 

その情報の中に、有効なのが何点かありました

まず。

挽いた粉をためる部分とミルの部分は上下に分割されていますが、これまで見たどれもが摩擦で留める方式でした。

たまに口コミで「ゆるくて外れた」なんてのもありますが、基本はぴったり隙間なくハマるのが前提です。

カリタのは、、、オス側のポッチをメス側のL字型の溝にはめ込む(差してキュっと回す)方式?のようです。

いちいちポッチと溝の位置を合わせて差し込む必要があります。
きっちりとはめられて安心と思うか、めんどくさいと思うかは人それぞれですが、ボクは後者です・・・

 

セラミックの刃は独自のものなのでしょうか・・・
粗さ調節用のダイヤルやその周りの様子は、ポーレックスの旧いのに似ていますが、、、

1000円の中華製ミルが壊れた部分、セラミックの歯に差し込む軸を受ける部分ですが、この形状が違いますね。

ポーレックスは中華製と同じで、一方カリタのは星型をしているようです。
(クチコミではカリタ側の評判が悪かったのですが、比較されてる中華製のはすぐ壊れますよ~

 

決定的なのは値段ですね・・・
12,300円もします

キャプテンスタッグで3500円、ポーレックスでも6千円ちょっとです。

この値段だと買いません。。。
が、アマゾンで5,000円くらいで売ってました~

 

この値段差、微妙です。
セラミックの刃の性能がどれだけ違うのか、、、

分からない以上、それ以外のところで決めるしかありません。

めんどくさいのは嫌いなので、最初に書いた点で、カリタは落選となりました。。。


携帯型コーヒーミルの選定2 スノーピーク キャプテンスタッグ 青芳 ベルモント カリタ ポーレックス KOGU MILLU

2020年12月03日 00時07分12秒 | コーヒー

キャプテンスタッグ vs kogu/MILLIU

新しいメーカーのを見つけました。

珈琲考具(KOGU)というブランドの下村企販㈱の製品です。

ちょっと大きいですが、微粉が取り除ける網が付いていて、ちょっと欲しくなってしまう8000円。

(下村企販のサイトより。以下同じ)

他の写真を見ると・・・ややっ!! これは・・・・

 

セラミックの歯の部分の紹介で・・・

 

この中身は、まさにこれと同じように見えますね。

これ、スノーピーク。

(スノーピークのサイトより)

 

そしてさらに・・・

川崎合成樹脂株式会社がMILLUというブランドで出しているミル。

値段は4000円前後から。

形はシンプルでカッコよい。

中身は。。。あれ?

koguの写真と全く同じです。

と、いうことは・・・

これも中身はスノーピークやキャプテンスタッグと同じということかな。。。

ならば、やはりキャプテンスタッグに軍配が上がりますね

性能が同じなら安い方が良いので


携帯型コーヒーミルの選定 スノーピーク キャプテンスタッグ 青芳 ベルモント カリタ ポーレックス

2020年12月02日 00時53分56秒 | コーヒー

1000円のコーヒーミルが壊れたので、後継機種の選定に入りました

1000円のミルも質感はよく、けっこう気に入っていたのですが、いかんせん設計がまずい。

やはり安物はイカンと、今回は高くても品質の良いイイモノを買うことにしました。

 

キャンプ用品でイイモノ、と言えば、、、スノーピークですね

高いけど所有欲を満たすような高級感がある、気がしますが、別に安くてもいいものはあるので、これまで見向きもしなかったのです。

今回はイイモノがテーマなので、真っ先に見に行きました。

手回しのハンドルが折りたたんで収納でき、高いですが買ったらそれなりにうれしい気がします。

たら、なんと売り切れで在庫が無く、、、あきらめて帰ってきました

 

帰って調べてみると、携帯コーヒーミルは日本製でもいろいろあるようです

元祖ポーレックスに、なにかとお世話になっているキャプテンスタッグ、コーヒー用具ではメジャーなカリタ、その他新潟の金属メーカーたち。

何がどう違うのか、いろいろ調べてみると・・・

 

スノーピーク/青芳/ベルモント VS キャプテンスタッグ

さすがにスノーピーク、考えられています。

ハンドルをくるっと反転させると・・・

(スノーピークのサイトより。以下同じ)

折りたたまれて、カチッと底に固定されます。

非常にコンパクトで、ハンドルが外れないので忘れたり無くしたりしないのがいい。

なのですが、見ての通りハンドルと蓋が一体化しているので、挽いているときはフタも一緒に回ります。

もし本体の筒が変形したりすると、スムーズに回らなくなる可能性があるのかな、と思います。

クチコミでは摩擦音が気になるというのがありましたが、そういうこともあり得ますね。

あとは、中身ですが・・・

これ、スノーピーク。

 

こちら、キャプテンスタッグなのですが・・・
見ての通り、そっくりなのです。。。

(キャプテンスタッグのサイトより)

ここには掲載していないクチコミの写真なども参考にしていますが、どれも似ている。

つまり、何が言いたいかというと、中身は同じなのではないかと・・・

 

同様に、ベルモントも。

外観は普通。

中身は、これもスノーピークやキャプテンスタッグと似ています。

 

アマゾンで売っている新潟燕市のメーカー、青芳のミル。

sもそっくりです。

 

スノーピークは8000円、ベルモントや青芳は5000円くらい。

一方でキャプテンスタッグは3500円。

中身がそっくりな模造品ではなく(中華製ならともかく、日本のメーカーはそんなことしないよね・・・)、同じものだとすると・・・

これは間違いなくキャプテンスタッグに軍配が上がります。

一番重要な中身があのスノーピークと同じなら、性能は保証されたも同然。

値段の差はデザイン料とブランド料となりますが、そんなものは別に欲しくない
いや、正確には、欲しいけどそれよりも安い方がいい、ですね

キャプテンスタッグは形もいいし、機能性能上特に問題も無さそうで、なにより安いのがいい。

まずはこいつを第一候補として比較していきましょう。


CITUSコーヒーミルが壊れた・・・修理しました4 プラリペアもどきでさらにガチガチに

2020年11月27日 23時33分36秒 | コーヒー

CITUSコーヒーミルがまた壊れました・・・

あれだけガチガチに固めたのに、またスカスカ空回りします。

いじっているうちに、完全に割れて破片も無くしてしまった、というよりは、あきらめて捨ててきた、に近い

ヒビが入って、それが亀裂と呼べるくらいになってしまっています。

 

もうこうなったらさらにプラリペアもどきで外して掃除できなくなってもかまわないから動かないようにしてしまうしかない

要はもう支柱を穴に突っ込んだ状態で固めてしまおう、ということです。
ただ組み立てるためには一度は支柱は外さないといけないので、支柱の羽型を型取りするイメージですね

支柱を穴に差して。。。

 

100均プラリペアを流し込み、固めてしまいます。

粉を一度に入れて固めようとすると、液が底までしみ込まず、粉の状態で残ってしまうので、何回にも分けて粉を入れ液をかけて固めていきます

白いアクリルの粉はすぐに硬化するのですが、黒いプラスチックまでドロドロに柔らかくなり、これがなかなか固まらない。。。

けっこう時間をおいて支柱を引き抜いてみると・・・

やはり奥の方まではアクリルの粉が入り込まず、型取りは不完全な状態です。

かろうじて支柱の羽の部分が確認できます。

 

うむむ、、、たぶん治ってないと思うけど、これでダメならあきらめて買い替えましょう

ここまでやったら十分です。

 

コムギを連れて、近所の山で機能確認。

・・・って、家の裏山です

目の前にあるのは八朔の木。今年の実ははデカい。。。

で、ミルはどうだったかというと・・・

挽けるには挽けましたが、極細挽きしかできませんでした

好みのところで固定ならまだしも、エスプレッソに使うくらいの微粉レベルだとちょっとキツイ。。。

新しく購入することにしました

そしてまた、どれにするか悩みの日々を送ることになるのです・・・


オイル缶製コーヒー焙煎機を改良しました

2020年04月16日 00時01分12秒 | コーヒー

長年の課題だった、コーヒー焙煎機の改良です。

手前半分が完全にオープンになっていて、熱が逃げてしまうので効率が悪い。
巷で使用されている焙煎機も、大抵密閉されています

やろうやろうと思っていて、やっと重い腰が上がりました。。。

いつものオイル缶を展開します。

現物合わせがうまくいかず、足になる部分を短くカットし過ぎてしまいました。。。
代わりに、切り取らずに残してあった端っこの固い部分を、折り曲げて足にすることにしました~

 

カセットコンロの出し入れや、豆の補充/取り出しなどを考慮して、固定せずに置くだけにしてあります。
将来的にはきちんと作って固定しようとは思いますが、今回は試作ということで、このまま

可倒式の機構はそのままです

 

隙間はたくさんありますが、ほぼ密閉式となりました~

排気と内部の確認のために、缶の穴を上部に持って来たのですが・・・
豆の色を確認するためなら、穴は左側に持ってくるのでした。。。

きちんと固定していないので、ちょっと不安定なところは否めません、、、

が、どこかに固定するのも難しいんですよね~

 

早速焙煎してみました。
通常、1分目:80℃、2分目:120℃、1ハゼ時:180℃くらいなのですが・・・
いつもより火力を弱めにしていたにも拘らず、2分目で200℃を超えてしまいました

当然1ハゼのタイミングは早くて、6分30秒くらい。

火力を弱めて、トータルで11分くらい焙煎、2ハゼ途中で終了しました。

当然失敗かと思ったのですが、、、

別にマズいという訳ではなさそうでよかった。

ともあれ、これまでのデータはもう参考程度にしか使用できないので、また一からやり直しですね~


CITUSコーヒーミルが壊れた・・・修理しました3 プラリペアもどきでガチガチに

2020年04月14日 22時25分12秒 | コーヒー

あぁ、、、また失敗した。。。

二度と同じ過ちを繰り返さないためには、、、まず原因を調べることです。

中を見てみると・・・
あんなに補強したのに、パックリと亀裂が・・・

ここまでやってダメなら、あと何ができる?

 

最後の手段として、天板の厚みを増やすくらいかな。。。

アルミテープで囲いを作って、そこに百均プラリペアもどきを徐々に投入していきます。
一気にアクリル粉を入れて作ろうとすると、底の方の粉まで溶剤が届かないことがありえますので

ペロペロんとアルミテープを取ると、けっこうな厚みが出来たのが確認できます。

 

これにさらに補強のためアルミテープを貼りつけます。
ホントは表面を平らにした方が良いとは思うのですが、また割れたときにショックがデカいのでデコボコのままです

 

針金の締め付けは、締め過ぎて割れそうになったので場所を変えました。

こんなことまでして、ちゃんとハマるのか・・・

ハマりました~

ちょっと出っ張ってるけど、問題なし。

 

近所の山に行きました。

一応試しに数粒挽いてみて、機能確認は完了しています。

やっと復活しました~


CITUSコーヒーミルが壊れた・・・修理しました2 プラリペアもどき

2020年04月13日 21時38分43秒 | コーヒー

瞬間接着剤が破断したので、もっとちゃんとくっつけないと。
よく見ると、そもそもこの構造、ちゃんと強度を考えて作られているのか疑問ですね。。。

それらも含め、「百均プラリペアもどき」で修理します。

 

百均のネイルアート用の溶剤。
これがプラスチックを溶かすので、割れた面に塗ると、元あったみたいに(?)ガッチリくっつく(はず)

接着剤のように塗って、ギュッと押さえます。

あっという間に固まりました。

ただこれだけでは不安です。。。
というのも・・・

 

白いのはコーヒーを砕くセラミックの歯で、写真はその内側です。

歯車のように十字にくぼみが切ってあります。

 

セラミックの歯を駆動するのが、今回割れちゃったこのプラスチックのパーツ。

穴の左右にある出っ張りが、セラミックの十字のくぼみに嵌まって回転の力を伝えます。

その二つの出っ張り、なぜか断面はT字型になっています。
原料をケチったのでしょうか、、、これっぱかしを・・・

 

割れがこの部分を通っていて強度的に問題となる可能性があるので、埋めておきました。

 

このプラスチックのパーツ、真ん中の穴の両側に溝が切ってあります。
これが何の働きをしているかというと・・・

歯を回す軸に羽のような出っ張りがあり、こいつがこの溝に嵌まって、回転の力をプラスチックパーツに伝えているのですね~

コーヒー豆ってけっこう固いので、挽くときハンドルを回すにはかなり力が必要で、すぐに疲れてしまったりもします。

その力を、軸のちょっとした小さな羽で、プラスチックの溝に伝達するのです。
溝にかかる力はおそらく相当なもんですよね。。。

 

溝を補強するのは難しいので、割れが広がらないようアルミシールを貼りました。

なおかつ、軸の羽と溝がガッチリ噛んで溝をなめたりしないようにするため、穴を広げる方向に力が働かないよう、針金で絞っておきます。

これ以上は無いぞ、というくらいの補強で、ちょっとやりすぎかという気もしますが・・・

まぁ、ここまでやれっておけば安心でしょう

 

早速近くの林道迷路に走りに行きました。

前回パスした道を逆走して探索したのち(どうせ行き止まりだろうから)、鍋焼きうどんを食べたところでコーヒーを作ります

順調に行き止まり

さらに想定通り行き止まり

ところが途中で迷路にはまったらしく、知らないところに出てしまいました~
怪我の功名

林道から少し歩きますが、とってもいい景色です

さてコーヒーを作るか。

ミルに豆を入れて、、、回す。

ガ、スカスカスカ・・・

「・・・!?
あれだけ念には念を入れて修理したのに・・・
万全だと思ったのですけどね。。。

試し挽きしてから来るのでした。

やはりぶっつけ本番はいけませんよね。。。
仕方なくお湯を飲んで帰りました

 

うむむ、しかしなかなかうまくいきませんね。
CITUSミル。。。なかなか手ごわいヤツです・・・