裏山でイノシシの目撃情報がありました。
少し小柄なイノシシが、ウチの敷地を通って行ったそうです。
裏山の一角には、ケモノがウンチをしていく場所があって、とても腹立たしく思っていました。
と、いう話を、イノシシ猟をしている会社の人に話したら、
「いっちょワナ仕掛けてみるか」
ということになって、先日仕掛けてきました。
ワナというと、、、
イメージ的には、ギザギザが付いたがま口の口の部分のようなのをバカンと開いて固定、真ん中を踏むと口が閉じてがま口に足が挟まれる、というようなのを想像しますが、、、
どうやら、すでに禁止されているようです。
輪にしたワイヤーの真ん中を踏むとワイヤーが締まって足に巻き付くワナが使われているとのこと。
とすると・・・
ワイヤーが頭上に引っ張られて、片足で逆さ吊りにされるのか?!
と思いきや、それも禁止されていて、ただ単にその場から動けなくするだけのようです
実際に持って来てもらいました。
四角い箱とスーパーの買い物かごの持ち手のようなアームが付いた踏板の組み合わせです。
アームの部分にワイヤーを輪を作るようにかけ、踏板を箱の上にセットします。
踏板を踏むと、箱の中に沈み込むと同時に、箱の縁でアームが上に押されて持ち上がり、ワイヤーが外れてバネの力で締まる、という流れです。
実際に踏んでみました。
ワイヤーが強い力で靴に巻き付いて、とても外すことは出来ません。
バネを留めているネジを緩めると、外すことができました。
丸形もあります。
丸い器がパイプの中に押し込まれていて、器の上部にワイヤが巻かれています。
器を踏み込むとパイプの縁でワイヤが上に押されて外れ、締まります。
丸形は非常にシンプルですが、踏み込んで反射的に足を引っ込めるとワイヤが空振りしてしまいます。
四角い方は、足を引っ込めても、アームが持ち上がる分、足の高い位置でワイヤが締まるので、引っ込め対策になります。
が一長一短あって、アームが持ち上がるまでの分ワイヤが締まるまで時間がかかるので、その点では逃がす可能性が高くなります。
設置の状況です。
穴を掘って、、、
ワナをセット。
土をシートの上に置いているのは理由があって、イノシシは鼻がきくため、地表の土と地中の土のにおいの違いがわかってしまうらしく、掘った土で埋め戻したりすると警戒されてしまうようです。
なので、掘った土は別の場所に捨てて行くそうです。
ただし・・・
ウンチをしていってるのはタヌキだそうで、ヤツら一家で同じ場所にウンチをするらしく、それでウチの裏山にウンチの山が・・・
そしてイノシシが定期的に巡回しているような場所でもないそうです。。。
ただしばらく間を空けてから探索にくる道もあるので、いっちょ仕掛けてみるか、という話になったのでした。
毎朝確認に行っていますが、特に変わったところもなく、平穏な毎日が過ぎて行ってます。
でも、仕掛けてから気づいたのですが・・・
もし夜中にケモノがかかったら、山の上の団地の住民が騒いで大変なことになってると思うので、朝の見回りは意味がないかもしれませんね・・・
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