





























最近、焙煎後にコーヒー豆を選別するようになりました。
主に焙煎度の違う豆、色がやたらと薄かったり、焦げてたりで、他と違う豆を取り除いています。
そうしてると、小さかったり、へちがんでいたり、欠けていたり、変な色だったりするのも気になって取り除くようになりました
そうなってくると・・・
昔は豆をひとつひとつ見て、いちいち選別したりとかめんどくさいことやってられるか、、、と、思っていたのですが・・・
そのめんどくさいことに抵抗感がなくなってきました。
当たり前のような気になってきたのですね。。。
それで、一度生豆の状態でどんなことになっているのか見てみることにしました
今となっては、正直なところ、もっと早く見るべきだったのではないかと思いますが・・・
豆屋さんで買ってきてるということで、そんな酷い豆はすでに取り除かれているだろうという希望的観測と、焙煎後にやってるからいいや、という自己満足でやってこなかったのでしょう。
ともあれ、生豆の状態で調査してみることにしました
いつもの分量を取って、紙の上で広げて、選別していきます。
細かく見て行くと、う~ん、そこそこありますね・・・
虫食いのような穴の開いたやつ、欠けてるやつ、色が変なやつ・・・
焙煎してからの選別だと、分からないような奴らが捕獲できました~
その他形の悪いのも捕獲。
割合としては、こんな感じです。
さぁ、これでそこそこおいしい豆が焙煎できるぞ!!
と、思って焙煎しましたが、焙煎後に選別してみると・・・
確かにいつもより数が少ないことは少ないのですが。。。
それでもそこそこの量がピックアップされます。
しかしこうやってみてみると、色が薄くあまり焙煎できてない豆は、形が変なものが多いですね・・・
何か因果関係があるのかな・・・
あの時、あんなに美味しいと思った、あのコーヒー・・・
時が経つと無情においしくなくなってしまうのか。。。
先日、失敗したと思ったら、とてもおいしくて大好評だった焙煎豆。
男と女の関係ではありませんが、こんなことって・・・
午後3時、コーヒーの時間
家で挽いて持って来たコーヒー粉は二人分。
隣の部の部長さんと給湯室に籠ってコーヒーを作ります。
今週のコーヒーの出来をはじめ、コーヒーの話と部長さんの趣味の釣りの話がほとんどで、たまに会社の話。
ちょっとくつろぎのひとときです
イギリス人は3時のお茶の時間をこよなく愛すといいますが、気持ちは分かります
一回100gを焙煎するとして、一人で飲んでいると、これがなかなか無くならない・・・
おいしいコーヒーは、なぜだか一日一杯しか飲みたくならないのです。
2杯目はおいしくない。。。
たくさん焙煎して練習したいのに、豆が減っていかない。
しかも、焙煎に失敗した豆を1週間以上飲み続けるのは自業自得とはいえツライ、かといって捨てるのももったいない
ではどうするか。。。
白羽の矢が立ったのが、給湯室でよく会う部長さん。
300円/月で毎日コーヒーを提供、ただし失敗しても拒否できない、という条件で契約したのでした
最初はコーヒーの味なんてたいして分からなかった二人も、毎週出来栄えの違うコーヒーを飲んでいるうちに、味の違いが分かるようになってきました。
最近は焙煎機の進歩のおかげで失敗が少なくなり、舌も肥えてきて、より美味しさを追求するようになってきています。
失敗なのにおいしいコーヒーを是非部長さんに、と思い、ギリギリ2杯分残った豆を飲まずに大事にとっておいたのです
そして部長さんが出張から帰ってきた水曜日、焙煎から4日。
これくらいが一番おいしい時期、という人もいます。
コーヒーを作りながら、こいつがいかに失敗していかにおいしかったかを切々と語り、二人でワクワクしながらポトポト落ちるコーヒーを眺めます。
そしてコーヒー完成。
部長さん、一口飲む
「どうすか?」
「んー・・・」
「え、、、ダメすか」
「なんかなー」
飲んでみる。
「んー・・・なんすかね。。。」
味が無い・・・スカスカな感じ。あの日のあのコクはどこへ?
二人でコーヒーの奥深さを噛み締めることになったのでした。。。
焙煎してすぐは確かにあっさりしている気はします。
で、焙煎時間が長くなると味が無くなる傾向も確かにあると思います。
でも4日おいて味が無くなるのは、逆方向です。
なんか納得はいきませんが、やっぱり失敗は失敗でした。。。
このところ本格的に寒くなってきましたね。
でもこんな寒い日でも、焚き火やってりゃなんのその。
ウチの庭で、仲間を集めて焚き火鍋をしました
で、最後にコーヒーを焙煎して飲もうと思ったのですが・・・
焙煎して10分、15分と、刻々と時間は過ぎて行くのに、いっこうにハゼる気配がない。。。
屋外で焙煎したせいか、確かにガスコンロの火力を全開にしても170度以上にならないけど、これくらいの温度でもこれまでは十分にハゼてたのですが・・・
30分近くたって、やっとハゼが来た、と思ったらいきなり2ハゼでした・・・
当然味はあまり期待はできません。
手網で振ってた頃はこの手の失敗はよくありましたが、最近は安定してきてたので、ガッカリです。。。
と、思ったら・・・
これが意外とおいしい
不思議です。。。
翌日、恒例の餅つき大会を実施。
終わりのシメとしてコーヒーをサービスしたのですが、夕方になっても帰る人が少なくて、コーヒー豆が底をついてしまった
急いで豆を焙煎しますが、昨日の失敗?の反省から、いつもの離れの玄関土間で実施します。
が・・・・
またもや1ハゼ&2ハゼまでで25分くらいかかってしまいました
うむむ、、、これも失敗か・・・
と、思ったら・・・
またもやおいしい。
皆さんからも好評で、
「おいしいです!!」
と言われて、
「いや実は失敗しましてね~」
なんて言えず、笑顔で答えるのですが、きっと複雑な顔をしていたに違いありません・・・
こんなに長時間焙煎して、しかも1ハゼと2ハゼが一緒になっています。
でも、少しの苦みとスッキリとしたコク。
う~ん、失敗なのか成功なのか・・・
成功だとしたら、今までのは何だったのか、これから20分焙煎を目指し、普通と違う異端の道を歩むのか・・・
しかしまずは、いつもと同じようにしているのに、なぜそんなに時間がかかったのか? を究明せねばならないでしょう。
よくわからないが、たまたま美味しいのが出来た、というのが、一番困るんですよね。。。
お手製の焙煎機を改良しました。
改善の目的は、100円ショップのキッチン用品のアルミの油除けを買ってきて、それをクリップで留めて風除けにしていましたが、これをちゃんとした囲いにするのが一つ。
と、焙煎機自体の強度が弱く、常に片手で抑えてないといけないので、ガスコンロを重しとして、安定させようというのがもう一つの目的です
例によって、4リットルのエンジンオイルの缶を使用します。
大きさ、形状、加工のしやすさが手ごろで、何と言ってもタダ。
とても良い素材ですね
まず切断は、はさみで切ったりせず、スクレイパーでやっちゃいます。
もしかしたら、缶詰を開ける缶切りで行けるんじゃないかと思います
刃先が斜めになったスクレイパーをハンマーで軽くたたくと切れていきます。
じゃーん!! いきなり出来上がりです、、、
白い缶が今までので、黒っぽいのが追加した部分です。
あまり変わってないように見えますが、側面の下部と底がカバーされました。
網を装着すると・・・
ガスの缶が飛び出している部分や、
火力調整のつまみの部分が出っ張っているので、その部分の加工に手がかかりました。
穴を開けて、端を内側に折り曲げています。
そして、最も画期的な改善は。。。!!
「ジャララララララララ」(ドラムロール)
「これだー!!」
囲い部分が網ごと向こう側に倒れます。
何が良いかというと・・・
まず、焙煎が終了したあと、冷却しやすいこと。
今までは火を止めたら、ガスコンロから焙煎機を外してパタパタ扇いでましたが、片手で焙煎機を回すと不安定なんですよね~
これだと、ぱたんと倒してグルグル回せます。
あとは、冷却後の豆の回収時に、バラバラとこぼれた豆が焙煎機内に溜まるので、容易に回収できます。
網の下にトレーを置くなどすれば、もっと楽に豆の回収ができそうですね
温度計は、これまでガムテープで固定していたのですが、熱で変質するのと、温度計への熱の影響が心配だったので、、、
フローティング機構を採用しました!!
といっても、針金で少し浮かせて固定しただけですが。。。
将来的には、オイル缶をもう一つ使用して完全に囲ってしまう予定です。
と、思って眺めていたら・・・
側面の手前の部分が不要で、内側に折り曲げたら少しは防風の足しになるような気がしてきました。。。
せっかく手間をかけてつまみの部分などを加工したのですが、無駄なことをしたなぁと思いながら、バッサリ切断。
残った部分を内側に折り曲げて、完成!!
なんか少し不細工になりましたか?
依然として倒れる機構は健在です。
が、、、
使ってみて分かったのですが、追加でカットしたのは大失敗でした・・・
側面の部分を切って短くしたことによって、強度が半端なく落ちてしまいました・・・
追加でカットする前は、ガッチリとした手ごたえで、改善の効果がはっきりと分かったのに、今はフニャフニャで、昔同様片手で焙煎機を片手で抑えていないと、網をグルグル回すときにブレて不安定です・・・
う~ん、しまった。。。
カットした部分が、かなり手間暇かけた箇所だっただけに、ちょっとショックがデカい。
あとオイル缶を一つ使って最後の改善を実施しますが、この強度不足はなんとかしないとなぁ。。。
このところ、よくない豆を選別しています。
当初は面倒だし、そもそも焼きムラだらけなので、選別しようという気にもなれませんし、選別したら半分になってしまいます。
最近はけっこう均一に焙煎できるようになったので、ムラが目立つようになってきました。
明らかに色が薄いモノが何個かあります。
あと、なんか顔色が悪い豆が数個、形の悪いのとか、色の薄いのとか。
顔色が悪いやつ。
いかにもマズそうな気がします。。。
ひっくり返してみると、そう思ってみるとマズそうですが、他とあまり区別できません
丸い側がマズそうなのもあります
こういうのはじっくり見てると大体わかります。
ただ微妙なのも多いのは確か。
やってるうちに基準がどこにあるのかよくわからなくなります。
豆の形がおかしいのは、火の通り方が他と違うので、別にしたほうが良いかな。。。
そうやって選別したのがこちら。
例のマズそうなのは捨ててしまいます。
ただ、色が薄いのとか、形が変なのは、捨てるまでもないので、それらだけでまとめて飲んでみます。
実際のところ、とりたててマズいわけではなく、十分飲めますね。
しばらくはそんな感じで選別を始めたのですが・・・
この前、えらく色の薄いのが何個か発見されました
なんでこんなに色が違う・・・
捨てました
本来は焙煎する前に選別するのかもしれませんが、見ててもよくわからないし、やっぱり効率が悪いので焙煎後です
でも、さすがにヨメから頼まれて焙煎したアイスコーヒー用は、ここまで深入りだと見分けがつきませんね~
前回からの悩み。
風の影響については、3方をアルミの衝立(キッチンの油飛散防止用)で囲いました。
これでひとまずは大丈夫でしょう
コーヒーに煎りムラがあるという点ですが・・・
網が丸いと、ジャラジャラ豆が動かずに、網の底で滑っているのでは?
それで片面だけ焦げたりするのではないか、ということから、網を四角く変形させたら?
というコメントをいただきましたので、なるほどと思って早速網の底を変形させてみました。
4カ所を凹ませて、なんとなく四角形になっています。
200℃±10℃で温度管理していましたが、このところ1ハゼが遅いので、200℃を下回らないよう調整しました。
にもかかわらず。。。
やっぱりムラが
黒コゲの豆、、、、
まだダメですね。
網を変形させたのが、網の底の方だけだったので、もっと上の方まで凹ませます。
温度管理もダメでしたね。。。
200℃~210℃でコントロールしたのですが、やっぱり1ハゼが10分30秒頃からで、目標から2分ほど遅い。
うむむ。。。以前と何が違う・・・?
ちょっと前まではうまくいってたのになぁ~
次回も温度のコントロールが課題ですね。。。
最近おいしい。
と、書いておきながら、もうこんなコメントを。。。
なんか、うまくいかない・・・
先週、途中でガスを入れ替えたりしてちょっと1ハゼのタイミングが狂った、と思っていたのですが。
金曜日に会社の若い衆と焚火をやったときに、暗い不安定なところで焙煎したので調子が狂った、と思っていたのですが。
土曜日に来週の分の豆を焙煎した時に、温度が安定せず、1ハゼのタイミングが遅れた、と思っていたら。
昨日ヨメが「アイスコーヒー用の豆を焙煎して」というので、深煎りにしようと思ったら、1ハゼと2ハゼが一緒に来てよくわからなくなり、18分で切り上げたら、まだまだ煎りが足りなかった、ということがありました
つまり、このところうまくいっていないということです。
2回連続しておいしいコーヒーが出来上がったので、もう技術的に完成したと思っていたのですが、甘かったようです・・・
手網焙煎でもそんなことがありましたね。。。
原因は土曜日の焙煎がヒントになるような気がします。
温度が乱高下して安定しなかったのは、風が強くて、温度計が計測している装置内の空気が吹き飛ばされて温度が下がったのでは?
焙煎機の下1/4は囲いが無く開いているので、風が吹き込むと内部の空気が大きく影響を受けます。
さらに、1ハゼのタイミングもそうですが、深煎りにしようとした豆で煎りムラが・・・
右によけた豆は片面だけが真っ黒に炭化しています。
他の豆とは明らかに焙煎度合いが異なっていますね・・・
ジャラジャラずーっと回しているのに、なぜこんな風に焦げてしまうのか、不思議です。
もしかして、焦げた面を下にして網の上を滑り続けていたからなのか・・・
もう少し激しく回した方が良いのでしょうか
とりあえず風除けで、昔使っていたアルミの衝立を復活させました。
これで状況が好転すれば、風が原因だったということです。
そうでなければ・・・・
対策すべき要因は闇の中へ。
解決できない課題を抱えることになってしまいます
なんとかうまく行ってくれー
焙煎機に温度計を取り付けてから何回か焙煎をしています。
で、、、
最近これが、なんとおいしいんです~
200℃±10℃で温度管理をしています。
当然ボクの焙煎機固有の温度なので他と比較はできませんが、これだと8分~9分で1ハゼが来ます。
外気温やコンロ火力の微妙な調節、おぞらくガスの残量などによって、温度上昇の加速度が違うはず。
なので、ほんとは時間と温度の関係を記録しないといけません。
で、上昇度、もしくは時間と温度の関係(〇分後に△℃)をノウハウとして蓄積できれば完璧ですね
でも、とりあえず今のアバウトなやり方でもかなりおいしいので、まだそこまでしなくてもいいかなと
それよりも焙煎機の改良が先ですね
強度が不足しているので、回しているとグニャグニャして、片手で押さえてないといけません。
さらにコンロに対する網の位置が最適な場所から少しずれています。
豆の焙煎具合がかなり均一化してきました。
以前はムラムラだったので、ほとんど気にならなかったのですが、最近は不良豆が目につきます
今週の豆は、190℃くらいで安定したのと、途中で急激に温度が落ち始め、ガスを途中で交換したのでちょっと火力が弱かったのか、10分ほどで1ハゼ、12分で終了。
なので、ちょっと浅煎りで、ムラが多く見えます。
その中でも気になるのが。。。
真ん中の白っぽい豆。
全然煎れてない。
裏面もなんか不健康そうな色をしています。
こういう焙煎が異常に浅いのや、形の変なのを取り除いてみました。
カタチの悪いだけのはともかく、色が悪いのは味も悪いはず。
それを取り除くことによって、かなり味が向上しているはず
いやぁ、自分で言うのもなんですが、かなりおいしい。ホントに。
コーヒーは甘いお菓子と合う、と思っていたのですが、お菓子要らないです。
単品でおいしい。冷めてもおいしい。
こんなことなら、もっと早くに焙煎機を作って温度管理導入するんでした
手網焙煎を究める、みたいなことを考えて固執していた部分もあったように思いますが、要らないものでした。
やっぱり結果が全てですね。。。
コーヒーはドリッパーがなくとも輪ゴムが一つあれば淹れれます。
キャンプでは、かなり長い間これで凌いでいました。
でも、キャンプ用品店でそれ用のを見たら欲しくなったので、買ってしまいました。
渦巻き状になっていて、畳むと蚊取り線香のようになります。
携帯にとても便利
これが、けっこう高い。
2000円以上します。
ただの針金曲げただけのなのに。。。
まあでも買ってしまったからいいのですが。
で、これの何が悪いのかというと、特にありません。
強いて言えば、金属製のコップの上では滑って安定しないこと、水をかけて洗う時に、かかったかかかってないか分からないこと、くらいでしょうか
それでもまだなんかもっと簡単でいい方法が無いか考えるのは、いつも渦巻きドリッパーを持ち歩く訳ではないので。
輪ゴムは良かったのですが、豆をお湯で溶いた時の味に似ていていまいちなので、これに代わる何かが欲しいし、あと家のドリッパーが4人用でデカいので、一人分を作るのに向いてない気がしたから
輪ゴムがダメなのは、豆がお湯に浸かった状態になることだとすると、コップから浮かさないといけません。
そこでふと思い出したのが、昔よく行っていたネルドリップの店。
別に両手を使う訳ではないので、手で持ってても全然かまわないですよね。
そうか、ペーパーを保持できるだけの、ただの輪っかでいいんです、取っ手があれば。
自分で作るか。。。
まてよ、、、このカタチ、どっかで・・・
あっ!! あれですよ、アレ!!
百均におそらくあると思われるので、早速行って見ました。
あったー!!
金魚すくい。
これにペーパーをセットして・・・
う~ん、ピッタリ
これで淹れてみると・・・
特に問題なく終了。
味は、、、う~ん、普通です。
渦巻きドリッパーと、おそらく同じ味がするはずです。
自立しないので、淹れ終わってコップから外した後普通に置くと、中身があふれ出すのが問題と言えば問題ですね。
あとは、紙をセットするのが多少面倒です。
でも、軽いし、薄いし、安いし、これはなかなかイイんじゃないでしょうか!!
切った部分の切り口が危険なのと、強度が不足しているので、少し加工が必要です。
昔、中学時代に技術・家庭の時間に製作したチリトリを思い出し。。。
端部を単に折り返すだけなのではなく、強度を上げるために、断面が半円になるように曲げてましたっけ。
確かこうやって。。。
どうやるんだっけ・・・
忘れたので、整形のために中にスポークを入れました。
スポークを挟むように、曲げていきます。
ハンマーで叩いて、きれいに整形。
オイル缶の、上下(底・蓋)の部分は、切り取った時のバリが出てますので、ペンチでギュギュっと挟んで潰しておきます。
スポークは抜かずにそのままにしてあります。
いい感じですね~
ただ、このままだと高さが全然足りません・・・
中にザルが入らない。
スポークの余った部分を下に出して、底の部分を切って曲げ、足を作りました。
スポークの余った部分がコンロの高さとピッタリ
全てがいい感じに収まりました
軸の位置は、焙煎機の1号機で培ったノウハウを生かしています。
そして、晴れて温度計を上部に固定できたのでした~
回してみると、ものすごい滑らかに回ります
早く使うのが楽しみです
下部に隙間が空いているので、冷たい外気を吸い上げることになり、効率が悪いのかな、と思います。
スポークの足なども安定が悪い。
今後の改善点です
改善点と言えば、、、
温度計をなんとかして網の中に入れたい
機構的にいろいろ考えないといけませんが、やれないことはない。
次の課題ですね。。。
温度計を固定したいなぁ~
と、思っていたら、オイルの缶が目に入りました。
なんとなく、大きさ的に・・・
裏山の小屋の屋根を修理した時の亜鉛の鋼板が残っているので、それを使っても良かったのですが。。。
板から製作するとなると、それなりに図面を引いて、きっちりと作らないといけません。
ちょっと敷居が高くなるのと、いいものを作ろうと凝ってしまって時間がかかってしまいます。
あるものを利用する方が安上がりですしね。
測ってみたら、サイズがピッタリでした!!
よし、これで温度計が固定できる焙煎機を作ってみましょう。
さて、まずはどうやってこの缶のお腹を割くかですが。。。
グラインダーを使うまでも無いような気がします。
で、ハサミで切ろうとスクレイパーで穴を開けたら、意外と簡単に・・・
結局、最後までスクレイパーをブスブス差して切れました~
開いてコンロにセットしてみると・・・
お見事!!
いやあ、ホント測ったみたいにピッタリですね~
もちろん、これで完成ではなく。。。
つづく。
焙煎するたびに出来が違う。。。
網の振り方にムラがあるのかも・・・
と思って、焙煎機を作って、火までの距離と、かき混ぜ方を一定にしたけど、それでもダメ。。。
ガスコンロか・・・?
でもイワタニのちゃんとしたヤツですし、見ていても特にコンロに品質の問題があるとは思えません。
おそらくカセットコンロ特有の問題なのではないかと思われます。
つまり、ガスの残量や外気温によって、火力にムラが出るのではということです
焙煎でチャフ(細かい薄皮)が飛び散るため、家のガスコンロを使用するにはちょっと勇気がいります。
カセットコンロの使用がもはや避けられないとすると、火力のムラに付き合っていくほかはありません。
では、その対処法は・・・?
まずは敵を知るべし。
知らずして対抗策は取れません。
まずは、火力を客観的に把握するため、温度計を購入!!
火の強さに応じて、火力を調整したり、火までの距離を変えたりして、最適なところを探ります。
まずは焙煎機の網の位置を、最も火力の強い距離にセットすれば、あとは火力ツマミの調整で行けるはず
まずはデータ取りです。
焙煎機の網の上で測ると、160℃から200℃くらいでした。
風が吹くと温度が下がり、幅が出来ます。
寒いせいか、1ハゼがなかなか来ない。
16分くらいでやっとハゼはじめました。
やはり温度が低すぎるのか・・・、でも火力は全開・・・
外気温が低いのと、風が強いせいでしょうか。
ということで、次にガレージ内でやってみたところ、火力は全開より少し弱めで、230℃くらいで安定しました。
周囲の温度は14℃で、前回よりも気温自体は高い状況。
色づき具合から、ちょっと温度高いな、、、と思っていたら、6分30秒くらいで1ハゼが来てしまいました。
データ取得のため火力は弱めず、結局2ハゼは8分くらいで始まり、9分で焙煎終了。。。ちょっと早い
でもこの2回で大体200℃くらいが良いのではないか、という目星がつきました。
こうなってくると、 もっと高い精度で温度データが取りたいと思うのは人間の性でしょう
今は温度計を左手に持っているので、微妙に高さや位置が違ったりします。
また、右手で焙煎機を回しているので、両手が塞がった状態。
これをなんとか改善もしたい
「どうにかして温度計を固定できないか。。。」
と、考えだしたら、結局、焙煎機の再製作に行きついたのでした。。。
またまた改良です。
とはいうものの、特に大がかりな変更はありません。
別体式にしていたクランクをやめて、本体の軸にクランクを作りました。
要は、軸を曲げただけですね・・・
最初からこうしておけばよかったものを、その時の思い付きで変更するのでおかしくなります。
結局完成品は、最初の試作時点のコンセプトとほぼ同じです
「スポークの先端形状を利用すれば、クランクが取り外し式にできるぞ」と思いついたところで、そもそも取り外し式にしてメリットがあるのかどうかもろくに考えもせず突き進んだのが敗因です。。。
慎重なくせに、肝心なところで浅はか、、、反省です
さて、焙煎してみたその出来はというと・・・
いつも買ってくる豆屋さんのポイントが貯まり、なんと1000円分の豆がいただけるとのこと。
生豆はダメということなので、自分の焙煎の出来と比較するべく、いつも買うのと同じ種類の豆で焙煎されたものをいただいてきました
プロの焙煎はこれ。
自分のは、、、
写真では白っぽく移っていますが、煎度合いは同じくらいで、まあまあの出来です。
ただ、プロのは豆の表面がなめらかでスッキリしているような・・・
自分のはザラザラしわくちゃな気がします。。。
もう少し比較しやすくすると。。。
左がプロの豆、右が自分の豆。
やはりプロの方が表面がキレイみたい。
なんですかね・・・
焙煎機だと削れて滑らかになるとか?
とはいえ、回転式に替えてから、煎りムラが劇的に改善しています。
手で振っていた頃は、個々の豆のムラどころか、一つの豆の表と裏で色が違ってたりしていたので
前回途中で放棄した酸っぱい豆(手に乗ってる方)との差はよくわかりますね。
さっそく飲み比べてみました。
同じ条件にするように、、、と、思ったのですが・・・
ドリッパーが一個しかない。
いくつかあるのですが、全部違う種類で同じものは二つとありません。
ドリッパーが無いときにやってる輪ゴムでフィルターを留めるやり方は、あるとき「あまりおいしくない」ということに気付いたので、最近はやってません・・・
うむむ、、、せっかくなので美味しいやり方で飲みたいし。
ということで、時間差で淹れることにしました。
結果は、、、う~ん。。。
う~ん・・・
恥ずかしながら、よくわかりませんでした・・・
自分の実力として「酸っぱい」「苦い」「甘い」「おいしい」の4項目くらいでしか評価できないことが分かりました。。。
そもそも、よくいう「雑味」って何? 「明るい酸味」って? 「スッキリした後味」とは?
一番わからないのが雑味ですね。
ときおり感じる「粉っぽい」とか「薬っぽい」というのがそうなのか、それともそれはそもそも失敗していて出てはいけない成分であり、雑味とは違うものなのか。。。
もしかしたら、雑味を「複雑で深い味」なんて感じてるかもしれません
自分がおいしければいいや、と思うとどうだってよくなります
が、将来カフェをやるなら多少は真面目にやらないとね
また改良しました。
改良点①:クランクが落っこちないように、反対側に竹のストッパーを設置。
最初の試作品で使ってたのに、なんでやめちゃったんでしょうね。。。
クランクが落ちないようなストッパー金具を作るのが楽しくて、自分を見失ってしまったようです。
改良点②:ザルとクランクまでの距離修正
クランクの始まりの位置がザルに近すぎて、つまり網に押さえつける様な形になっていたので(だからよく落っこちたのか・・・)、クランク作り直し。
この際、もうクランクが落っこちる心配をしなくて良いように、またザルの取り外しが簡単に出来るように、クランクは取り外し式の別体としました。
改良点③:軸受け増設
先ほどの焙煎時の壊滅的な状況に鑑み、ザルの蓋に力が加わらないように、軸を受ける為の針金をザルの上部に張り、軸を固定。
前回は、ザルの蓋の中心の穴に軸を通し、蓋はクリップで留めていたため、クリップが外れた途端全てが崩壊したのです・・・
改良点④:網固定金具の設置
回すと網の位置がだんだんとずれてくるので、手前の開放部分を固定します。
網の上部に、スポークを橋渡しするように架けました。
焙煎してみました。
結果・・・
いいのですが。。。いいのですが、ちょっと・・・
クランクを取り外せるようにしたのはいのですが、片手でクランクを支えていないといけないので、当たり前ですが両手が塞がってしまいます
何事も無ければいいのですが・・・
スマホのストップウォッチ機能で時間を測っていて、省電力のため途中でブラックアウトするたびに、スマホ画面をタッチする必要があります。
前回の失敗で学習したので、落ち着いてガスを切り、焦げないようにしてからスマホにタッチ。
無事復帰しました
毎回コレするのも面倒だし、またクリップが外れる等の不測の事態も考えられることから、片手はフリーにしておきたい
ということで、またもや改修です