はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

かけ引き

2009年12月11日 00時09分53秒 | 子供
子供の間で「チクチク言葉」というのがあるようです。
気分を害したり、傷付けたりする言葉を指すようなのですが・・・・

今朝「もうこんな時間なので早く準備しなよ」と声をかけたところ、チクチク言葉を言ったというのです。
「自分が悪いことして注意されたのはチクチク言葉じゃないやろう」
と言っても聞く耳を持たず。
結局プイと怒って行ってしまいました。

こういう時に対応に困りますよねぇ~
叱ってでもあくまで理解させるべきか、機会あるごとに説明して気長に待つか

ボクの場合は大抵後者ですが、いつも迷います。

その後部屋で本を読んでゴロゴロしていたので様子を見に行くと、「しっしっ、あっちに行って」というのです。

こういう場合も迷います。
そういうことを言ったら相手を傷つけたり、友達を無くす、ということを分かってもらわないといけません。

「そんなひどいこと言ったらあかんやろ。」と強く出るか否か

こんあんときは大体淡々と引き揚げます。
「あぁ、そう」とあっさり引き下がってきました。

しかし、この後が難しい。

ツンとして相手にしない態度を貫くか、寂しそうな後姿を見せて同情を買うか。

普段は大体後者・・・・ですが、今日はちょっと変えてみました。

いつも子供と一緒に玄関をでて、バイクの前で見送って、その後でエンジンをかけて暖気をするのですが、今日は一緒に行かない、と決めます。
でも、怒ってはいなくて態度はいつも通り、と決めました。

子供が出るよりも先にバイクのエンジンをかけに行きます。
この時点で子供は「お父さんいつもと違う」と認識するはずです。

バイクの帰りに、蔓ブドウの赤いきれいな葉っぱを見つけて拾いました。
「きれいな葉っぱ見つけたぞ」と子供に見せて、机の上に置きました。
これで「おとうさんは全然怒っていない」と印象付けます

ここで子供がどう出るか・・・・・

チラッと見て、葉っぱをちょんと手に取ると、手の平にそっと握ったまま玄関を出ていきました。
ここまで、成功です!

いつものように一緒には出て行かずに、玄関のところで「バイバイ」と言うと、子供は振り向きもせず、歩いて行ってしまいました。

失敗?
いや、どうでしょうか

子供の中では、「お父さんは怒ってないし悪くない。自分が悪いことをしたのに、自分だけ怒っている」と思っている、と推定しました。
他に責任を転嫁することなしに、自分はまずいことをした、ということを認識してくれたのでは???


これは、最終的にはひょんなことで確認できました。

夕ご飯を食べに帰って来た時、「また会社に行くの?」と聞くので、「行くよ」というと、いつものように「別にいいよーだ、会社に行っても」と行った後、、、、ここからです。
今までそんなこと言ったこと無いのに「でもホントは行って欲しくないんやけどね」と、言い直してました
分かりやすいですね~

作戦はばっちり成功したようです