キャンプ場に到着。
まずシャワーです。
空いているときに入っとかないと。
しかし、写真が無いのでアレですが、ホントに不便。
乾いた場所が無い。
皆さん脱いだ服をどうしているのか聞いてみたい。
椅子の上に置いてお湯がかからないように気を遣ってシャワーをあびます。
あとで気付いたのですが、スキー場みたいに乾燥室があるので、濡れたタオルも乾かすことができますが、
このときは一日一本しか使えないと思っていたので、寒い中震えながら手ぬぐいいを絞って拭いてました
足を洗って、拭いて、靴下を履いて、靴を履く、これを片足づつ。
余裕があればビーチサンダルかクロックスなどを持ってくるのですが。。。
あぁ、風呂に入りたい
ここでトラブル発生。
借り物のインフレータブルマット(空気を入れて膨らますマット)の空気を入れようとしたのですが、
新品だし、これに口をつけて膨らますのもどうかなと思ったのと、マットの中に唾や水蒸気が入ってカビが生えたりと不衛生な気がしたので、受付棟に行ってポンプを借りて空気を入れたのですが・・・
初めてなので要領を得ないのかさっぱり空気が入らない。
周囲の人まで巻き込んでいろいろ試したのですが、、、
最終的にマットに穴が開いていることが判明!!
そりゃ入らんわな。。。
いろいろ手伝って助言してくれた皆さん、すみません
さて、どうするかな。。。
そういえば、ブラックプールでバイクのウィンカーが取れてた時にホテルのフロントで借りたテープ、何かに使うかもと余分にもらっておいたのが使えるか
貼って、空気を入れたら膨らみ、漏れは無さそうだったので、ひとまず良かった
寒い夜を過ごさずに済みそうです
晩飯は、バス停で知り合った自転車乗りのグレッグさんのところにお邪魔して、ラーメンつくって食べました。
グレッグさんはリバープールに住む英国人で、毎年この頃にマン島に来るそうです。
湖水地方よりここの方が好きなんだ、と言ってました。
彼の晩ご飯は、鶏肉を直火で焼いたもので、燃料はそこらの枯れ木です。
枯れ木の上に鍋を置いて、その中で木を燃やし、網で焼きます。
枯れ木を敷くのは、地面保護と乾燥が目的だそうで、とても合理的です
一切れいただきました。
なかなかおいしそうですね
う~ん、美味
ご飯が欲しくなりました。
しかし、英語がわからない。
もう少しできるかと思っていたのですが、何回聞き返してもわからない。
耳が悪くなったのもあるとは思いますが、早口で聞き取れない。
「ごめん、スペルを教えて。そしたら分かると思う(ネットで調べれば)」
「いや、ごめん、スペル知らないんだよ」
「そうなのか(そんな訳あるかい!!)」
なんで教えてくれないのか分かりませんが、ついに発見しました。
この人、グッド(Good)を「ゴージュ」と発音してる。
そしてクック(Cook)を「コーキュ」と言ってます。
イギリスに来て、簡単な日常会話もできない自分の英語力の無さに辟易していたのですが・・・
ある程度はそうだと思いますが、実は一部は発音自体がこれまで習ってきた英語と違っているようです。
聞き取れないのではなく、ホントにわからなかったんですね。
イギリス英語は日本人が知ってるアメリカ英語と違うというのは知っていましたが、ここまでとは
以前に来た時はここまで意識はしてませんでしたが、リバプールの方言なのか
こればっかりはどうしようもないですよね。。。
明日の朝コーヒーをごちそうする約束をしてテントに戻り就寝。
「ん?」
マットがぺしゃんこになってる!!
うむむ、、、これはツライ。
下は芝生とはいえ、この寒さです。
そうだ、グレッグさんがポンプ持ってるって言ってたよな。
どれくらいの時間で抜けるのか分かりませんが、入れながら寝るしかありません。
借りに行きました。
「それは大変だったな。ポンプはこれ。そんで、、、」
グレッグさん、隣のテントのバイクに貼ってあったガムテープをビリっと剥がし、
「これを使うといいよ」
と渡してくれました。
あれ?ちょっと待てよ。グレッグさん自転車乗りだよね、、、
「このバイクの人は知り合いなの?」
「うん、まあそうね。」「ちょっと話しただけだけど」
「へぇ、そうなんだ。ありがとう(いいのか、そんなんで。。。)」
とはいえ、彼のおかげでホントに助かりました
マットは朝にはかなりしぼんではいましたが、ギリギリ機能は果たしていたようです。
グレッグさんに教えてもらったスポーツ用品店に買いに行かないと。
初日からなかなかうまくいかないトラブル続きですが、キャンプ場に居ながらレースが見れるので、本日はまず見逃すことはないでしょう