バスに乗ってダグラスの街へ。
どこに行ったらよいかわからないので、繁華街っぽいところで適当下車。
とりあえず、開けていそうな海沿いに出ます。
いかにも欧州の避暑地的な風景に、、、
なんだかそぐわないバイクがいっぱい・・・
歩いているのは、バイク乗りとすぐに分かる人たちだらけ。
間違ったな。。。
フェリーに乗った時点でうすうすは気づいていたのですが、バイクで来るべきでした。。。
日本の観光地ですら、バイクが並んでいるとうらやましくなるのに、、、
ここは、長い歴史と伝統があり、欧州全土からライダーが集まる、年に一度のマン島のTTレースです。
今ここに、バイクを停めて、この大いなる祭典に、ライダーとして参加したかった。。。
来ようと思えば来れたのに、なんで断ってしまっただろうか。
バカなことしたなぁ~
もう一度来たい、いや来よう。
来てこの祭りの雰囲気にどっぷりと浸かりたい、と強く思ったのでした
そうこうしているうちに、レースが始まる時間になってしまいました。
急がねば。。。
ところが、歩いてみると、けっこう距離があるんですよね~
レースのコースとなる道路までまだあとちょっと、というあたりで、向こうから人がぞろぞろ歩いてくるのとすれ違います。
「なんだこの人たちは・・・??」
と、気にはなりつつも先を急いでいたのですが、だんだん増えてきて、あまりにも不自然。
ふと思って、聞いてみました。
「すみません、もしかしてもうレース終わったんですか?」
「あぁ、路面状況が良くないので明日に延期になったよ」
「そうですか、ありがとう・・・」
このときはまだ知らなかったのですが、マン島TTはいとも簡単に延期になります。
それだけ天候が不安定ということと、公道を使ったレースのため路面状況にシビアだということなんですね。
仕方なく、トボトボと元来た道を通るのはイヤなので、違う道で帰ります。
ぶらぶら歩いて、土産物屋を物色。
でも荷物になるので、目星をつけておいて、買うのは最終日にします。
(ただし、この判断がために後ほど泣きを見ることになります。。。)
それからマン島博物館でマン島の歴史を学びます。
あちこちかなり歩きました。
最後南の端のスーパーで買い物。
そこそこ大きな店なので、ほぼほぼなんでも揃います。
さすがにポテトとパンとラーメンでは体がもたないと思ったので、サラダと、飲むヨーグルト(デカいの)を購入。
まだキャンプ場に帰るのももったいないので、河口のカフェで一服します。
ポテトは揚げ過ぎの感はありますが、気持ちのいいカフェでした
天気もいいし、気持ちよくて、立ち去りがたく・・・
でも食べ終わって紅茶もなくなり、居づらくなったのですぐ近くのベンチに移動しました。
と、思ったら、袋からヨーグルトがはみ出して、落っことしてしまいました。。。
楽しみにしていたのに、、、半分以上の中身を失いました。
どうやって処理しようか、考えあぐねていると、来訪者が・・・
まったく物おじせず、ひたすらどん欲に食べ続けます。
拭くものも無いし、このまま海の掃除屋にあとはお任せすることにしました。
(申し訳ございません)
まだ明るいので、性懲りもなく海辺へ。
あんなにたくさん居たのに、ライダーたちはすっかり消えてしまいました。
ひと気のない商店街に満足してバスに乗ったのでした。