驚きなのですが、マン島も含め、イギリスでは現金はほとんど使いませんでした。
現金が必要なのは、せいぜい旧いパーキングの機械でコインしか受け付けないところか、町の小さなテイクアウトの中華料理屋くらい。
どうやら新型コロナが蔓延した時に、現金を手渡しでやりとりするのが忌避されてそうなったということのようで、今やほぼ完全なキャッシュレス社会です
いわゆるタッチ決済というやつで、使うのはデビッドやプリペイドみたいなもの、クレジットカードなど。
ただクレジットカードでも、使えるのはこのマークがあるものに限られます。
自分はカードなんかほとんど使ったことがないので、サインをしないといけないのか、とか、暗証番号が必要なのか、とか、いろんなケースに対応できそうになく、非常に不安だったのです。
でもこれは簡単、カードをかざすだけで支払いが完了します。
たまたま自分が持っていたカードが対応していたので助かりました
電車の場合は乗るときと降りるときに、バスは乗るときに行き先を告げて、お店では店員が金額を入力した機械にカードをかざすだけ。
最初どころか、かなり慣れてからも、どこにカードをかざしたらよいか分からず、あちこちでアサッテの場所にカードを読ませようとして恥ずかしい思いをしています
ただ注意すべきは、カード会社によっては使えないものもあり(マン島はじめ、田舎だとアメックスはほぼ全滅)、またその時たまたま読み込めないこともあるので、カードは2枚以上持っていた方がよいですね
これが中途半端に電車だけ、とか一部の店だけ、とか、逆に一部だけ現金が要る、という中途半端な状態だとあまりメリットはありませんが、、、
ここまで徹底されたキャッシュレス社会というのは、いかに現金至上主義の典型的日本人のボクと言えど、やはり便利さは身に沁みて理解でき、これはこれでいいもんだなぁと思います。
カードが2枚ほどあれば、小銭で膨らんだ財布を持ち歩く必要も無いし、支払い時に小銭が増えないように気を遣うこともない。
いざというときには、至る所にあるキャッシャーでカードで現金を引き出すことができます。
政府?の素早い対応により一気にインフラが整備されてキャッシュレスに移行できた、コロナの怪我の功名ですね。
いろんなしがらみや利害関係に縛られて身動きが取れない日本と違って、イギリスは合理的です。
国民全員の考え方が合理的なので、つまらないことで反対するような人が居ないからでしょうかね。。。
ロンドンの地下鉄の運賃は、割引や上限があったりで計算が非常に複雑なのですが、1日券みたいなものを購入せずとも、このタッチ決済で自動的に計算してくれます。
最近日本でも、鉄道会社が導入を決めたというニュースが流れていますが、完全に遅れていますね。
ただ日本人は自分も含め現金主義なので、必要ない気もしますが、これだけ外国人がたくさん日本に来ると、旅行者の利便性も考えないといけませんからね、、、
そんなわけで、電車に乗ってスラウ駅へ。
途中乗り換え駅でホームが分からず、道行く人に聞いてみます。
「スラウに行きたいのですが・・・」
「JOIJOIJORHXIUHKEIJUHPEKJHPEUIHPF'OIEHPUEHOIJ'K'POK{PJ'FOIFJ'」
なにを言ってるかさっぱり分かりませんが、指さしたホームに行ってみると、電光掲示板に、グーグルマップで指示された行き先が出ていました。
まあなんとかなるもんですね。。。
(つづく)
現金が一番気が楽なんですよね。。。
カードだと金銭感覚が無くなっていく気がして・・・
そのせいかどうかは分かりませんが、今「要る物は要るよね~」と思いながら、いろいろ高額品を買ってしまっています・・・
コロナが人がつくったものって聞いたことがあるんですが、ここまで世界的にキャッシュレス、リモートなんかの普及を加速させたことを思うとそんな気もしますね。
まあ、ぼくは相変わらずニコニコ現金払いですが(笑)
海外でカードで決済は、確かに便利ですね。