まず、温度計のセンサーがどうなっているのか・・・
センサーは熱電対という棒の先に入っていて、線で本体に繋がっています。
接続は、線の先にあるこんなピンを本体に差し込んで行います。
左のプラスチックのケースから2本の赤い線が出て、基盤に繋がっていますね。
その赤い線の出発点に小さな基盤があり、その基盤にピンを差し込む穴が取り付いています。
ピンのメス側が付いている基盤。
この基盤とジャックのメス側を、一体式の温度計に移植できればよいということですね
2本の赤い線は本体の基盤に繋がっていますので、ここを取り外して一体式に付ければ・・・
プラスとかマイナスとか、同色なのでわからん、、、こまったものです
基盤はネジ一本、導線の先は半田を外してバラしました。
次、一体式の温度計をバラシてみます。
まずは捨てずに残してあった壊れたヤツで構造を確認。
おかしな表示しか出ません。。。
上下の境目にヘラを突っこんで、二つに割ります。
さらに基盤を外すと、、、
棒の先にあるセンサーからの情報は黒い導線2本で基盤に接続されているようですね。
別体式も2本、繋げばなんとかなるかな
こちらも同色で色の区分が無いので、おそらくどっちをどう繋いでも問題ないのでしょう。
2本の線は金属の棒の中に消えていて、その先がどうなっているかは分かりません。
が、中空の金属の棒に途中で加工した跡は見当たらないので、導線を突っこんだとしか思えない。
突っ込んだだけなら、引っ張ったら抜けるはず・・・
ということで、グイッと引っ張ってみました。
ズルっと抜けてきます。
出ました。
得体のしれないものが現れました。
なんとなく、イカの内臓を引っ張り出すときに似ています。
不気味なものの正体は、どうやら接着剤か何かのようで、導線の先の丸い物体がセンサですね。
さて、大体構造は理解したので、壊れてないヤツで本番です。
同じく、イカの内臓を引っ張り出すように。。。
「あれ、なんか違う・・・」
なにかシリコンっぽい白いチューブの中に導線が入っています。
つづく
そうですね~
とりあえずバラシてみると、発見がある場合もあるし、分からなくても「やるだけのことはやった」という納得感が得られますよね。
コーヒー豆の温度をきっちりと計ろうと思ったら、無接点が一番いいのですが・・・
(今は豆の周りの空気の温度を計っている)
いかんせん豆が回転体の中に入っちゃってるので、難しいんですよ。。。
いろいろ考えたんですけどね~
だめもとなら、なんでもバラしてみるのがいいですよね。まあ、ぼくは見ても構造まったくわかりませんが。
熱帯魚の水槽の温度見るのには、無接点の温度計使っています。無接点なので、正確さはないですが。