TZRのバッテリーがすぐに上がってしまいます。。。
1日でアウトの時もあれば、2週間でも大丈夫のときもあり、よくわかりません。
なので、基本はバッテリーのカプラーを外しています。
1日でダメな時もあるので、ツーリングに出掛けた時も、宿に到着したら外します。
シートを外さないといけないので、工具を出したりと、これが意外と面倒。
タンクの手前、シート下にバッテリーが。
スポッと抜くだけなのですが・・・
シートを外すのには工具が必要なので、タンデムシートを外して工具を出し、終わったら仕舞う。
めんどくさい。。。
キャンプ場で、「電池が無い、、、コンビニ行こ」というときには、再度バッテリー繋ぎ直し。
朝荷物をタンデムシートに積み終えてから、バッテリーを繋いでないのに気づき、またやり直しなんてこともあります・・・(自分が悪いのですが)
当然家に帰ってからも外します。
ちょこっと出掛けたいとき、繋ぎ直さないといけないので、「KDXで行くか?」と迷うことになります。
あと心配は、カプラーを付けたり外したりする際に、カプラーや導線が割れたり切れたりしないか、という心配があります。
ただでさえ30年近く経っているのに、設計上想定される回数以上の着脱で壊れたりしないかと。。。
同じバッテリーを使っている車種のが流用できるとは思うのですが、なにせ旧いバイクで部品が無くて困るのはホントにつらいので、壊れないにこしたことはないのです
修理すればいいんじゃね? なのですが、修理するとなると、漏電している部分がどこかを地道に調べて、見つけたらハーネスを引き直し、なんて大仕事になってしまう
それに旧いクルマ/バイクは、壊れないよう現状維持が大事。
いろんな考え方がありますが、ボクは出来るだけオリジナルの状態を保つようにしているので、復旧が不可能な改造や修理はしたくないのです。
それで、バッテリーのキルスイッチが付けられないかなぁ~
と、漠然と考えつつ、長い年月が経ちました。
ぼくは文系出身なので、もともと物理は苦手。
電気系も例にもれず弱くて、電源関連をいじるのはちょっと心配。
リレーなるものをかまさなくていいのか、とか疑問が湧いてきて、心配で手が付けられなかったのです。
このたび、バッテリーのマイナス側に付ければ大丈夫ということが判ったので、実行することにしました
とはいえ、作ったのはこれだけ、導線を2本です。
スイッチ? とは言えないですね、、、オフにする時はコネクタを外すだけです。
短い方は、バッテリーのプラス端子とカプラーを繋ぐだけの線。
長い方は、カプラーのマイナスから取り外し可能なコネクタを経由してバッテリーのマイナス端子に戻ってくる線。
オン/オフの操作をするために、バッテリー設置場所のシート下から、タンク下の開口部まで引き出してくるためのものです。
取り付けです。
まず、短い線を繋ぎます。
カプラーのマイナスに赤い線を繋ぎ、ぐるっと回って帰ってきた黒い線をバッテリーターミナルに繋ぐ。
赤黒の線の先は、タンクの下を通ってフレームの開口部に出しています。
先端のコネクタを外すと電流が流れなくなり、バッテリーがオフになります。
オンにするときはコネクターを繋ぐだけ。
試験してみてOK、完成です
とっても簡単でした。
なんでもっと早くやらなかったんかな~
カプラーに水がかかるといけないので、念のためビニールを被せました。
シートを取り付け終了。
もう一度試してみるか。
「キュキュッ(コネクタをはめる音)」
「パチッ!!」
「あれ、、、なんか今音がしたよな・・・。まさか。。。」
イグニションを回したけど、ウンともスンとも言いません。
カプラーにビニールを被せた時に、プラスとマイナスを逆に付けてしまったのでした。。。
また同じ轍を踏みそうなので、マジックで色を塗っておきました。
これで楽になりそうです
バッテリー端子を抜き差しは面倒ですもんね。フロントのカウル内に持ってきてスイッチをつけてもいいかもしれませんね。
フロントカウル内にスイッチ!!
そうなんです、それも考えたのですが。。。
スイッチを固定するのにどうしても何らかの加工が必要なので、腰が引けてしまいました
カウルのあるバイクは、雨を気にしなくていいので、ホントは楽なはずなんですけどね~宝の持ち腐れです・・・