こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

絶筆?

2016年12月04日 13時32分06秒 | Weblog
「去年の年賀状知らない?」
「そんな知るかい。

ちゃんと整理しとらんからやろ」
「あら?

誰かがお年玉当たってるかどうか調べるいうて、

自分の部屋へ持ってったんやないの」
「あ?そやったか」
「もうボケるん、まだにしてよね」
毎年こんな調子である。
12月に入ると、
決まったように妻は

年賀状を思い出すのである。
すったもんだの末に、
年賀状を書き上げるのは

元旦そうそうになってしまう。(大笑)
書いた相手の賀状が届いて、
一読して、

また余分に書き添える羽目に。

ところで、
年々年賀状の枚数が減る一方だ。
といっても、

最盛期は50枚前後だったから、
大げさすぎるのだが。

去年私宛の賀状は15枚。
旧友が5人。

ほかに数人いたが、
届かなくなった相手は、

大病で入院していたり、
亡くなっていたりと、

暗い近況ばかり耳に入る。
次は私の番かなあと思ったら、
書く年賀状に自然と力が入った。
はがき一枚といえども一期一会、
疎かにできないと

思い始めたのだ。

さあ、

今年は親友が二人減っている。
残る三枚の賀状づくりは、
最後の作品と考えて
念を入れて仕上げることにしよう。

去年の
手抜き作品を
超えたものをと思うが、
きっと年末までデザインが決まらないのは

わかっている。
やっつけ仕事から抜けきれない人生は
まだまだ続きそうである。(笑)
コメント
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