こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

2016年12月14日 00時47分59秒 | Weblog
パソコンの彫塑が悪くてまる1日使えなかった。
なんとか復活したようで、ひと安心。

えらく寒いので今夜は久しぶりに鍋料理を作った。
妻と娘の希望を入れて、
クリームシチュー風に仕上げた。
具材はブロッコリーとベーコンがメインで、
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを煮込んだ。
満足そうに食べる家族を見ながら、
(すき焼きかちゃんこ鍋がいいなあ)

そんな娘らの好みとのギャップに、
昔を懐かしく思い出した。


若いころやっていたアマチュア演劇。公演が終わると、打ち上げが楽しかった。

半年近くきつい練習を乗り越えてきたせいもあって、打ち上げはもう無礼講で楽しさ満載である。その中央にデンと据えられた大鍋。打ち上げのご馳走は鍋料理が定番だった。用意は簡単だし味付けだって単純明快だ、同じ鍋をつつけば、さらに仲間意識が高まった。

 買い出しも分担した。ただ野菜嫌いが担当した食材は、どうにもこうにも鍋にならないものばかりってこともあった。慌てて、近くの八百屋に走り野菜を見繕ってきたものだ。そして鍋は両方の食材が入った得体のしれない闇鍋(?)に仕上がった。結構うまかった。

 不思議なもので、年配者が担当すると『すき焼き』が多く、若い仲間が担当すれば、フォンデュなんてこともあった。しかし誰も文句など言わない。ひたすら食って、騒いだ。

 鍋に年代も国境(?)も関係ない。仲間の身も心も温かく満足させてくれるものだった。

昔も今も
世代間の好みには相容れぬものがあるようだ。
しかも、鍋自体が変容してしまったようだ。
一人鍋が本来の鍋を凌駕しつつあるらしい。
仲間でつつく鍋……時代から外れかかっている。

コメント
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