こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

嬉しい娘の成長

2020年04月27日 01時23分51秒 | つぶやき
日曜日は
毎年恒例の行事、
村の共同作業だった。
午前は草刈り
午後は水路の溝浚えと
かなり強行軍である。
膝の痛みを我慢しながらの参加。
とはいえ
勾配のある法面は、
膝がこらえる自信がないので、
他のメンバーに任せて、
平地をなぞるようにして
刈り払い機を操作。
不思議なもので
仲間と並んで作業していると、
膝の痛みも忘れて夢中になってしまう。

草刈りは無難に終えられたが、
午後の溝浚いはきつかった。
イノシシが堀起こした畔の土で
埋まった場所が何か所かあるし、
堆積した土に根を張り、びくともしない雑草。
畔に尻を落として、
痛い方の足を延ばしたまま、
クワを使っての作業となった。

落ち着いたところで
周囲を見回すと、
同年輩か
年上の高齢者の姿が目立つ。
真っ白かまだらな髪の持ち主が
一心不乱に作業をしている姿に、
感動すら覚えてしまう。
外へ出て帰らない若い層を補い
村の維持に努める心中は
私も同じ。
ただ高齢者になれば、
足腰も力も劣化はどうしようもない。
より一層
互助精神で助け合うしかないのだ。

時間にゆとりをもって作業終了。
爺さんたちの底力は
まだまだ健在なのである。

家に帰ると、
娘がティラミスを作っていた。
昨日から料理作りを指導してくくれと
嬉しいことを言ってくれた娘だが、
早速実践というわけだ。
これまで料理など見向きもしなかった娘も、
社会人の一年を走り抜けた勢いで
そうとう自信をつけたようだ。
「おとうさん、jカンペキでしょ」
呼びかける娘の顔は輝いている。
そしてティラミスもいい出来だった。

娘の前向きな姿を喜びながらも、
(コロナの脅威に娘よ負けるな)と
心に念じていた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする