こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

子らの存在に救われて

2023年01月11日 03時18分41秒 | 日記
正月明け早々、警察へ。
世話役についている、
お大師さんが賽銭の窃盗にあってしまったのだ。
コロナもあり、
さほど多くない賽銭だが、
罰当たりな悪事をほっておくわけにはいかない。
正月休みが開けた4日に警察へ出向いた。
被害届の作成に半日がかりだった。
任期はあと2か月余り、
スムーズに終わらないのは、
まるで私の人生そのものだ。
いまでは子に恵まれて、
父親冥利を漫喫している私も、
若い頃は、
山あり谷ありを、
のたうち回ったものだ。
失恋、離職、破談、商売の失敗などなど、
思い返せば何度死にたいと思いつめただろうか。
そして経営していた店を始末して、
都落ち的なふるさとへのUターン。
暫く仕事も見つからず、金銭的にも追い詰められた日々。
そんな中、不甲斐ない父親を救ってくれたのは、
4人の子供たち。
貧しい生活の中で唯一の救いとなってくれた子らの存在。
いま思う、私は生かされたのだと、愛する子供たちに。
彼らが巣立った後、
寂しく侘しい老後のさなかにあるが、
どこかで頑張っている子供の姿を、
生きる張りあいに繋げている自分に気付く。
もう死にたいなどと思うことはあるまい。

子は宝物、そう実感出来る私は世界有数の幸福者なのだ。(ウン)
コメント
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