こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ささやかな奇跡

2023年01月29日 03時35分41秒 | 日記
「手伝おうか?」「え?」
そんな感じ。」
「第4回ふるさと川柳(ねひめ広場主催)」の、
市民選考候補作品展示をする当日の朝。
いつも手伝ってくれる知人に連絡が取れず、
焦っている私を見かねたのか、
思いがけない妻の申し出。
ここ数10年、わたしのすることに、
「我関せず」を通していたのにと驚いた。
とはいえ、私と妻が結婚した時の約束は、
「生涯ふたりでお芝居をやり続ける」だった。
私が率いていた、
アマチュア劇団「自遊席」で出会ったふたり。
13違いの二人の絆がお芝居だったのだ。
その誓いは、
子供4人を授かった後、劇団から引退もあって、
反古同然にになってしまっていたのだ。
妻が私のやることに関わってくれるのは、
もはや奇跡といっていいほど、
時間は経っていた。

数10年ぶりの共同作業、
ぎごちなさはすぐ消えたが、
何と妻の方の立場が強くなっていた。
「ぐずぐずしとらんと、はよ押しピン取って!」「ああ」
「これどない飾るん!」「それはなあ……」
まさに主客転倒である。
結婚生活40年を超す今、
日常がそうなのだから、
もう「カチン!」と来ることはない。

復活(?)した、
迷パートナーのコンビネーションはすぐ戻った。
おかげで、なんとか展示も無事に終了させた。
なにはともあれ結果オーライである。

ちなみに1週間ほどの展示で、
市民投票をお願いすることになる。
場所は加西市地域交流センター「ウォールギャラリー」
もし興味がおありの方は、
ぜひ、これはと思う川柳作品に、
1票を投じてくださるようお願いいたします。

さあ、お次は、
「畑ライブラリー」のスタートを目指さなくっちゃ!(ウン)
コメント
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