老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

176;蛙の種類

2017-06-08 15:50:14 | 春夏秋冬
蛙がよく棲む場所 田圃

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姑(あるいは 夫)と諍いになり 実家に帰る
二日酔いであきれ返る
もうだめかと思ったが生きかえる
田舎の夜は静まりかえる
財布を落ししょ気かえる
幼子がスーパーでおやつをねだりそっくり返る
北朝鮮またまたミサイル発射で煮え返る
政治家はよく寝返る
若い娘は はねっ返る
一寸した段差に躓き ひっくり返る
自分のことを振り返る
美人が通り過ぎ振り返る
家族が待っている家に帰る
老人は口に物をいっぱい入れむせかえる
化粧をする女性は若返る
老いてもブログを綴る女性は若返る
自分のドジさに あきれ返る
反省し心を入れかえる
ふと我にかえる
言い訳しようと言い換える
遺言書を書き換える
(昔は)愛をささやき妻を抱きかかえる
いまは寝たきり老人を抱きかかえる
気持ちを切り替える
不幸を幸福に変える

*他にまだまだ「蛙」の種類があります
付け足してくださいませ
あなたは どのタイプの「蛙」が好みですか?


梅雨じきだけに田圃でよく蛙が鳴いている



175;病院はいやだ

2017-06-08 05:43:22 | 老いの光影
ご訪問いただき、ありがとうございます

今日の朝も空は灰色で雨

老いてくると病は
付録のように付き纏(まと)う
入院すると
家に帰ることが出来ないのではないかと
頑なに思い込み
痛みを我慢する
もう痛みが我慢できなくなり
はじめて「病院へ連れて欲しい」と
言葉にする
案の定「入院」と告げられてしまう
面会に行き顔を見ると
「病院はいやだ、家がいい」と
どの老人も話す。