老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

214;忘れないで 《 終わらない福島3.11・・・》

2017-06-21 20:06:11 | 老いびとの聲
一般社団法人 動物救護隊 にゃんだーガード のチラシから

どうか
わすれないで
ぼくたちのことを

がんばって
がんばって
生きている

だれもいなくなった
あのまちで
あなたが普通に暮らす
いまこの時を

がんばって
がんばって
生きている

どうか
わすれないで
ぼくたちのことを


東日本大震災から5年が経ちました
原発事故を抱える福島県
人の立ち入りが制限された警戒区域に
多くの犬や猫が取り残され
飢えや乾き
冬の寒さや夏の暑さに耐え
家族を待ち続けている
ノーモア ヒロシマ ナガサキ フクシマ

飢えや渇き、寒さや猛暑、孤独に耐え
がんばって がんばって 生きている
猫や犬たち


212;生きて自分は何を遺すのか

2017-06-21 12:21:23 | 老いびとの聲
夕映えの時

ご訪問いただき、ありがとうございます

散歩のとき
「死んだ男が残したものは」を
何気なく口ずさむでしまった・・・・

ベトナム戦争のさなかの1965年、
谷川俊太郎が書かれた詩

自分が死んだとき妻とbeagle元気に何を残すのか
そんなことを妻に話したら
きっと「縁起でもない、馬鹿なことを・・・・」と
怒り半分で苦言を頂くかも・・・・

内村鑑三の『後世への最大遺物』という書物(角川文庫)のなかで
あなたは後世に何を遺して逝くのか
という問いかけをしている。

生きて自分は何を遺すのか