老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

179;左手背軟部腫瘍の正体は 抗酸菌

2017-06-09 20:28:17 | 春夏秋冬
wifeの実家の玄関付近に咲いていた薔薇の花

ご訪問いただき、ありがとうございます

左手背の抜糸は無事終了
ご心配おかけしました
手の整形外科医師の説明によると
左手背軟部腫瘍の原因は
人工透析による血管のカビではなく
抗酸菌によるものだということがわかった
土いじり或は生魚を調理したときに
感染しやすいと話されました
私の場合は 3坪の超ミニ農園をしていて
土をいじる機会があった

wifeからは農作業禁止の「お触れ」が出た
ビニール手袋を二重にして「はけば」大丈夫
と答えたが・・・・・

再発の可能性があり
抗酸菌はいろんな菌の寄せ集まりであり
そのなかでもどの菌が抗酸菌の元凶にあたるのか
これから見つけていき
それに対する処方箋を決めていく
ことになった

178;宵越しの金は持たない

2017-06-09 09:57:03 | 老いの光影
我が家の花壇脇に咲いた黄色い花

ご訪問頂きありがとうございます

87歳の一人暮らしの爺さんの話
バリバリの認知症老人で
焦がした鍋は山積みとなり
偶数月に入る年金額は
10日もかからずに使い果たす
酒と女性に泡沫の如く消え行く
電気水道が止まり
近くに住む長男は慌て
今は長男が年金など金銭管理をしている

丸井輪三は
昔競輪の選手をしていた
妻は市内にある百貨店の店員として勤めていた
競輪選手引退後、輪三は
百貨店が開催するハワイ旅行に行くなど
妻を残し一人遊び歩いていた

百貨店を辞めたあと
夫婦でドッグサロンを始めたものの
輪三は相変わらず遊び人で
宵越しの金は持たない、といった調子で
自由奔放に酒と女と旅行に使い
妻はいつも家に置かれ仕事をしていた

妻は働き過ぎと夫の遊び歩きから
うつ病を患い いつも炬燵の処で寝ていた
その後寝たきりとなり
長男から「 ダンスは暫くお休みにして
妻の傍にいるように」言われても
隠れるようにしてダンスに行き愉しんでいた

働きづくめだった妻は
貯金、保険金を遺し
20年前に妻は亡くなった
妻が遺したお金で
輪三は数回日本一周旅行や
ダンスに着る衣装を7色7着仕立てなどに
使いきってしまった。

いま87歳
糖尿病から左目は見えなくなり
右目は眼鏡をかけて見えるものの
いずれは見えなくなる
足もとはふらつき
転倒の心配をよそに
自転車を杖代わりにして
市内を「徘徊」
いまも自由奔放に生きている

居間に仏壇があり
亡き妻の遺影写真が飾られてあった
輪三は仏壇に手を合わせることもなく
妻の名前も忘れてしまった


177;抜糸

2017-06-09 05:00:57 | 春夏秋冬

ご訪問いただき、ありがとうございます

待ちに待った左手背の22針 抜糸
今日も自治医科大学附属病院へ車で行く
(昨日は無事薬局で腎臓外科の薬を手にした)
左手が解放される
右手首の捻挫による痛みはまだあり
重い荷物を持ったり
ペットボトルの蓋を開けたり
などの 行為ができず不自由
余り「痛い」というと
妻から「男はチョッとした痛みで騒ぐ」
と 言われてしまうので「痛い」とは言葉にせず
普通に暮らしています