老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

199;光と影

2017-06-17 16:00:08 | 老いの光影
4:38の朝の風景
杉の光と影
田圃に映る小さな影は
beagle元気と私

在宅で老親の介護を身を削るほど為した人は
介護施設や介護事業所の介護従事者が
過ち(失敗)をしたとき 責めはしない

普段老親の介護を傍から見ているだけで
余り手を出さない人ほど
介護従事者や看護師のおむつの仕方ができていない
と文句を言う
普段から介護をしている人は 
何も言わずにおむつを手直しをする

198;蝶を見かけなくなった

2017-06-17 12:12:12 | 春夏秋冬
蝶のことをふと思ったら
森進一の歌 「花と蝶」を連想した

歌の一節に(二番の歌詞)

花が咲くとき 蝶が飛ぶ
蝶が死ぬとき 花が散る

子どもの頃と違い
いま
蝶を見かけなくなった
(今年になって まだ見かけていない)
花は咲いているのに
蝶が飛んで来ない
蝶が飛んで来たら
甘い蜜をあげるのに

197;老いる(おいる)と老ける(ふける)

2017-06-17 03:04:36 | 老いの光影
送り仮名の違いで言葉のイメージが変わってくる

「老いる」と「老ける」 

老いる
年齢を重ねていく

老ける
その方の、見た目(印象)が実際の年齢よりも、年齢が多くみえる

老け方は
容姿だけでなく、考え方にも表れる

年齢に関係なく、目的や目標を失った人は老ける
年齢のせいにせずポジティブに生きている人は老けない
自分にとって好きなことをしている人は老けない

鏡の前に立ち自分の顔を見たとき
老けたな、と感じてしまうときがある
寝不足をするものなら
目の下がクマになり水膨れ
wifeから目の下に「クマ 何頭買っているの」
と 冗談を言われてしまう
老いたからこそ顔にクリームや乳液を塗らないと老けるよ
洋服にも気を使いwifeが用意されたものを着る自分
助かっています
「若いね~」とお褒めの言葉を頂く
(お世辞半分?)
wifeには感謝しています

老いてから大病に遭遇したとき
気持ちがポジティブかネガティブかで
気持ちや顔に老け込みの有無が出てくる

私は白髪に憧れを抱くも 夢破れ
(前髪はふさふさ 後頭部上のあたりが禿てきた ショック)
(理髪店で「後ろはこれでよろしいですか」と鏡に映しだされたときは 嫌だね)

白髪になっても
背筋をピンと伸ばし
お洒落をし
歩いている人を見かけると
若いな と憧れてしまう

老いても老けない 気をつけて生きたい