「寝たきり状態」からの挑戦⑤
昨日18時30分 清子さん宅を在宅訪問
堀川清子さんを通し
食べること水を飲むことの大切さをあらためて感じる
水を飲まなければ
体は乾き オシッコも出ない
おむつをしていると
嫁に気兼ねをし
水を口にしない
1日おきのデイサービスにきたとき
乾いた体に
水が染み込み
オシッコは1回限り
お年寄りは
暑さに関係なく
脱水症に陥りやすい
水は生命を潤す
食べなければ
体に力が入らず
立ち上がることもできない
食べなければウンチもでない
トイレまで移動し
洋式便器でウンチをしたときの気持ち
おむつをした人でないわからない
清子さんは
「なんて言葉にしていいかわからない」
二度とおむつのなかにウンチはしたくない
惨めな自分があるだけ
嫁に迷惑をかけて申し訳ない
だから食べる量を抑えてしまい
小鉢一つのおかずとお椀に半分のご飯
栄養と酸素が欠乏し
脱水に拍車がかかってしまう
1日1回でもいいから食事を摂ることがポイントになる
いま、月水金 30分の身体介護を組み、ベッド上でのおむつ交換をしているが
来週の月曜日からは中止することにした
(本人、長男の了解を得た)
おむつを取り替えるだけで、陰部清拭もしない
(ケアプランに陰部清拭の実施を記載しているのだが)
デイサービスでトイレで排せつ、自宅ではヘルパーがベッド上でおむつ交換
なんだかちぐはぐなケアプランに思えてくる
そのうえ 自宅では十分な水分と食事が摂れていない
(そのことを長男夫婦には栄養不足、食事量が足りないとストレートには話してはいない
デイサービスだと楽しみもあり食欲もわき、全量摂取されている、みんなと食べたほうが元気になるのでは、と)
来週の月曜から
月水金は 9:30から13:30までのデイサービスにした
昼食を摂り、休んでからトイレに行き、13:30~14:00の間に自宅へ早帰り
火木土は いま利用されていて9:30から16:40までデイサービス
歩行器などでつかまり立ちができる
または自分でベッドからポータブルトイレに乗り移り用足しができる
そのことができたときにはデイサービスは火木土の週3回利用に戻し
月水金の短時間デイサービスはなくしていきたいと長男に話す
90歳を越えても 再び歩くことを夢見る