老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

426;{オシッコ考⑦}「立ちション風景」

2017-09-24 11:17:04 | 排せつ考
立ちション風景 

電信柱にオシッコをかける
犬の気持ちは何なだろうか
それは
自分の縄張りを誇示するためなのか

洋式便器の便座にオシッコをかける
男の気持ちは何なだろうか
それは
単なるものぐさで他人(ひと)の迷惑を考えない自己中なのか

路端でオシッコをしている
婆さんの気持ちは何なだろうか
それは
恥らいよりも漏らすことの方が恥ずかしいからなのか

浴槽のなかにオシッコをしている
要介護老人の気持ちは何だろうか
それは
浴槽のなかにオシッコしてもわからないからなのか

それは困るよ
後から入る人がわからずに
顔を洗うかもしれない
お風呂の前には必ず用足しをして欲しいよ
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425;{オシッコ考 ⑥}「生体腎臓移植決定」

2017-09-24 05:05:12 | 排せつ考
自治医大附属病院新館病棟

 {オシッコ考 ⑥}「生体腎臓移植決定」

「腎臓移植」登録するも
あてのない日を待ち続けることは・・・・
この先85歳まで生きらえるのであろうか
透析のため血管はボロボロ
貧血、虚脱感が続く
人工透析を始めて1年余り

平成20年桜が咲く前に
マラソン好きの妹に電話をかけた
「妹の腎臓を一つ譲ってくれないか」
「・・・・・」
「私一人の体ではないので、夫とも相談してみる。子どもたちにも聞かなければならないし」
「返事は急がないから、夫とよく話をしてくれれば・・・・」

それから1週間後に
妹から携帯電話にかかってきた
「兄が元気になるなら、私の腎臓を一つあげてもいいよ」
「本当! ありがとう。感謝するよ~」と一言。
今も、妹には感謝しきれないほど、感謝している
妹の夫や甥姪にも感謝、感謝

兄弟なので腎臓が適合するかどうか検査しなければならない

いままでは自治医科大学附属病院腎臓内科に外来受診していたが
これからは腎臓外科の医師に代わった
鯉のぼりの季節
妹も北海道から飛行機により来日
自治医大附属病院に二人は検査入院となった
結果「腎臓移植は問題ないということになり、平成20年8月27日に腎臓移植手術を行うことに決定」
それまで高熱を出すことなく、万全に体調管理をしなければならない
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424;秋の休日なのに

2017-09-24 04:52:04 | 老いびとの聲
秋の休日なのに

秋の休日なのに
何処へも出かけることもできず
今日は
PCと本ににらめっこしながら
600字詰めの原稿用紙に
レポートを3つ
書かなければならない
最悪
締め切り期日まで後6日
憂鬱な秋
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