さくらデイサービスの食堂 テーブルを囲み食事作り
民家活用 定員10名の地域密着型通所介護(地域密着型小規模デイサービス)
ただいま〔2〕
さくらデイサービスのスタッフは5名
スタッフの休みがあるので
実際の1日のスタッフ4名
(1週の内、1日は5名のスッタフになる)
「文婆さんをお客様扱いにしないこと」
「楽しんでもらうこと」
それには
何かを主体的にしてもらうこう(お願いする)
今日のお昼のメインは
焼きおにぎり🍙とシチュー
爺さん婆さんも昼食づくりで
和気あいあい
勿論サランラップ掌に乗せ
おにぎり🍙を握る
三角や真ん丸や俵型など
さまざまな形をしたおにぎり🍙
文婆さんも握った
その顔に笑いがあった
いびつな形のおにぎり🍙であっても
スタッフは注文をつけない
ただ一言
「ありがとう」と
爺さん婆さんの見えないところで
いびつなおにぎり🍙を手直しをする
手直しをしたおにぎり🍙に
醤油を漬け
熱い鉄板焼きの上で🍙を転がし
焼きおにぎり🍙が出来上がり
次にシチューの具材を切ったり皮を剥いたりする
文婆さんには
皮ひきでじゃが芋や人参を手渡し
皮むきをお願いする
必ずスタッフが脇につき
スタッフも皮むきをしながら
「上手~ね」とごく普通に褒める
その後
卓上ホットプレートに芋、人参、鶏肉などを入れ
掻き混ぜをお願いする
いままで家では寝たきりの生活だったためか
「疲れた」と言って
手を休め掻き混ぜをやめようとする文婆さん
スタッフに声をかけられ
掻き混ぜを止めることはできず続いている
他の利用者も
いつも食べているテーブルを囲み
それぞれが何かの作業(食事作り)をやらされている?
できた焼きおにぎり🍙とシチューは
みんなの協働合作だけに
「美味しさ格別‼」
家では声も出さない、と夫からいつも言われる文婆さん
私の耳にも聞こえる声で
「美味しい~」と呟いた