老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

799;紫陽花

2018-07-06 10:38:46 | 空蝉
 紫陽花

夏が来た
刺すような暑い陽射し
紫陽花は白骨のような色に変り
半死状態

其処へ
思いもかけない雨が降り続き
紫陽花は甦生した
青紫の色が復活

諦めないこと
紫陽花に見倣おうか

798;どうでもいいような不思議な話

2018-07-06 07:37:18 | 阿呆者
 どうでもいいような不思議な話

人間の身体は
左右のバランスが
とれているようで
とれていない
余の身体は
どうも左手左足の調子が悪い
左手の背は
瘤ができ手術
左膝は
歩いているとき
カックンとこけてしまう
サポーターをしている

左肘は
ちいさな袋ができ
垂れ下がっている
水が溜まったのだ
一度整形外科を受診した
注射器で
水抜きをした
痛かった
血が混じった水溶液
数日後には
また水が溜まり
膨らんだ左肘
水抜きはしないことにした
左肘の膨らんだところから
黒い草のような毛が生えてきた
醜いので
生えるたび
剃刀で剃っている
水があるから
黒草が生えるのか
と思うと
不思議でならない
右肘は
水が溜まらないので
毛は生えない

どうでもいいような話を
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