老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

842;夏空

2018-07-25 08:10:55 | 老いの光影 第2章
鳥になり空を飛びたい
夏空

夏の青い空に
何を感じ
何を想う

鳥たちは
日陰の森で
羽休み哉

風も通らぬ部屋
カーテンを閉め
ベッド上で
ジッと寝ている婆様
訪問すると
顔を傾ける前に
目がジッと動いた
生きている