遊び心
wifeは月に1回 若い女性(ネイリスト)が訪れる
自分へのご褒美として
爪にネイルアートをしている
爪の色が悪い、と躰の調子が悪いのでは、とよく言われることから
爪は「呼吸している」、と思っていた、自分。
ネイリストの話では爪は呼吸はしていない、と話してくれた
遊び心というか
ネイリストに
「男性もしていますか」
遠慮がちにたずねてみた
「数は少ないがしている男性もいっらしゃいますよ」
「自分も右手の爪一つに何か書いてもらおうか」と
皺だらけの指を差し出した
「どんな風にしますか」
「では大好きなsnoopyでも描いてもらおうかな」
「親指の爪がいいですかね」
15分位でsnoopyが可愛く描かれた
ひと月は「もつ」そうで
お湯や水に濡れても 食器を洗っても
snoopyは消えないとのこと
いい年をしたおじさんが
親指の爪に
ネイルしている、と
陰口が囁かれるかな
そんな囁きは気にせず
疲れたとき
右手親指の爪のsnoopyを眺め
癒され元気を頂く
変なおじさん哉