老い逝く先は・・・・
老境に入ると
時間が早く過ぎ去る
一年が四分の一のように感じてしまうほど
時間は無常にも流れてゆく
自分の周りには様々な老人たちがいる
自分もひとりの老人であることを勘定にいれ
老い逝く存在であることを、ふと思う
死は恐れてはいない
砂時計の如く
時間がざらざらとこぼれ落ち
残りの時間が刻々と少なくなっていくことを恐れている
あと僅かしか砂はない と焦るのではなく
まだ落ちていない砂が「在る」のだと 心に余裕を持つ
老いて往くにつれ 躰は弱まり 死に向かう
人間は「おぎゃあ~」と産声を上げた瞬間から
死に向かって生きる
「生」と「死」は硬貨(coin)のようなものであり
coinは「表」と「裏」があって成り立つ
「生」と「死」も同じである
老境に入ると
いつ死んでもいいように
生きて往く
今日が最後かもしれない、と思い
今日を生きる
いつもそう思いながら
無駄な時間を過ごしてしまう自分
「馬鹿だな~」と呟く
老境に入ると
時間が早く過ぎ去る
一年が四分の一のように感じてしまうほど
時間は無常にも流れてゆく
自分の周りには様々な老人たちがいる
自分もひとりの老人であることを勘定にいれ
老い逝く存在であることを、ふと思う
死は恐れてはいない
砂時計の如く
時間がざらざらとこぼれ落ち
残りの時間が刻々と少なくなっていくことを恐れている
あと僅かしか砂はない と焦るのではなく
まだ落ちていない砂が「在る」のだと 心に余裕を持つ
老いて往くにつれ 躰は弱まり 死に向かう
人間は「おぎゃあ~」と産声を上げた瞬間から
死に向かって生きる
「生」と「死」は硬貨(coin)のようなものであり
coinは「表」と「裏」があって成り立つ
「生」と「死」も同じである
老境に入ると
いつ死んでもいいように
生きて往く
今日が最後かもしれない、と思い
今日を生きる
いつもそう思いながら
無駄な時間を過ごしてしまう自分
「馬鹿だな~」と呟く