1863 感心
第二の五感は『感心』です。
講談社の漢和辞典(竹田晃・板梨隆三編)によると『感心』とは
「すぐれたもの、みごとなものに深く感じること」「行動・態度などが立派なさま」と記載されています。
日々関わっておられる認知症老人やねたきり老人の行動・態度から何を学び、
何を深く感じ取っていくかです。
意味不可解な認知症老人の行動・態度・言葉であっても、そこに深い意味が隠されています。
そのためには常に「関心」(問題意識)もつことです。
関心とは、読んで字の如く「心にかけること」「心を引かれて注意を払うこと」です。
老いた人たちの呟きや言葉、行動・態度などに心にかけ、注意を払い、
何を訴えようとしているのか、
何を求めているのかを深く感じとれるかです。
「感心」と「関心」
感じる心
心にかける
どちらも大切です。