爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

五郎山へ登る

2011年06月09日 | アウトドア
2011/06/08(水)
 御座山(オグラヤマ)へ登って以来、この地域の山に惹かれた。麓から伺える見事な岸壁は登高欲を十二分に揺さぶる。中信地区にはこれに値する里山は殆ど無い。今回は麓からは見えない岩稜を控える川上村・五郎山(ゴロウヤマ)2,131.7mへ挑戦した。(写真はP2越しに見える本峰)
梓山地区から町田市自然休暇村へ向かい、天文台先の分岐を左折し悪路をかなり進み「幻の滝」標識を下った道脇に駐車。歩き始めて早々に小沢を渡り、暫くは林道を行き登山口へと着く。ここからは急登の連続となる。点在するミツバツツジに励まされながら大岩を越え、樹林が針葉樹になりロープの張られた先を右折、踏ん張って登ると岩稜端に飛び出す。「マキヨセの頭」だろうか?標柱は失われて無いが、てっぺんを赤く塗られた三角点がある。曇天で遠望は効かないが麓の村と天狗山や男山などの里山連山は良く望めた。岩稜上を少し行き、岸壁は左側に巻きながらP2へ近づき、更に左手に巻いて鞍部へ下る。岸壁下のやや広いバンドに道が採られ、意外とあっさり通過できるが、覗き込むのが怖いほど切れ落ちている所もある。木々があるのでそれと気づかないかも知れない。ここを通過してひと登りで奥秩父連山方面にしか展望が効かない頂に至る。




 西側の麓から見る頂は岩山を想像できない穏やかさだ


 自然休暇村を過ぎ、天文台先の分岐を左にとり林道を辿る


 {幻の滝}標識(写真の上側)から下りきった所に駐車(この先にも行けるが小沢を渡る事になる)




 きれいなカラマツの植林地を縫って林道は延びる(幹に張られたテープは鹿やカモシカの食害除けか?)


 林道から山道へ(とはいっても暫くは作業道を兼ねる)


 道脇の所々にミツバツツジが見られる


 針葉樹林帯となりロープの張られた先を右折し、ひと登りで岩稜に飛び出す(マキヨセの頭?)写真は下山時のもの


 麓と天狗山をはじめとする里山を見下ろす






 ここからは岩稜を越えたり、岩峰を左に巻きながら進む(右側は切れ落ちた岩壁のオンパレード)


 P2を巻き、鞍部へ下る手前からの本峰(ルートはあるのか?と思う)

 でもあります。岸壁の基部から樹木下を辿る広いバンドがそれ。木がなければ凄く怖いでしょうね!


 P2を振り返る


 見上げると、こんな岩壁の下を行きます


 バンドは比較的楽に歩ける…が、

 覗きこめない程切れ落ちている所もある


 頂上は奥秩父連山方面しか展望が効かず、狭い


 対斜面から頂上(岩壁の右上)を見る


 帰途、P2直下まで行き、基部に咲いていたツツジ撮る


 マキヨセの頭方面(P2の帰途から)


 岩稜帯から下りはじめる(結構急であったことに気付く)



 下山後、立ち寄った幻の滝(種別は滑め滝です)全容と落下点付近

◇今回のコースタイム
 ・駐車場 7:32 - 登山口 7:45 - 大岩 8:04 - マキヨセの頭 8:32 - P2・鞍部 8:59 - 頂上 9:10 <1時間38分>
 ・頂上 9:40 - P2 9:56 - マキヨセの頭 10:18 - 大岩 10:40 - 登山口 10:47 - 駐車場 10:57   <1時間17分>

※下山したら晴れ上がってきた。うーーん無念!
  夕刻の「松本城床磨き」まではまだ間に合いそうなので、もう一山、天狗山へと向かった(続く)














コメント
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