酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

地震後 食卓事情

2018-09-09 | こしらえた話。
ほぼ半世紀生きてきたが、地震に遭った方々を心配はしても、まさかされる側になるなんて考えてみなかった。
うちの方は比較的平穏でおります。ご心配いただいた方、心底痛み入りました。ありがとうございます。

ということで近況を少し。

地震当日、わが地域(震度4)に関しては、電気量販店(電池でも買うのかな)やガソリンスタンドで大行列など多少混乱したものの、電気は早い所では同日のうちに、そして翌日、翌々日と、順次回復。地震翌日には多くの事務所や商店、飲食店などが営業を再開。
ただ、今週末予定だった道内のイベントは軒並み中止に。

土曜日お昼頃現在、我が地域、大手スーパーの様子。
ベーシックな野菜はなんとか買える(芋やネギは買えるけどパセリとかベビーリーフは売ってない、そんな感じ)。
鮮魚は北海道産(サンマ、鮭など)のもの、在庫品であろう干し魚などは買える。
豆腐や納豆などの日配品はアウト。日持ちのするコンニャクが少し売ってただけで他は何もない。
精肉もアウト。売り場すっからかん。卵もない。
冷凍食品もアウト。冷凍惣菜も冷凍野菜もない。売り切れなのか、店舗が停電したせいで溶けちゃったので廃棄したのかは不明。
カップめんはほぼ並んでいるがお一人様2個まで。
菓子類、清涼飲料、アルコールは通常通りな感じ。

買い物かご4つにカルビーポテトチップが山盛り、というヒトがいたけど何すんだろう...?
割引商品だったんだろうけどソフランをたくさん買うヒト。なんで今...?(笑)

近所の大型ドラックストア。
やはり冷凍食品、日配品はすっからかん。
医薬品は問題なし。

実直に、家庭で食事をしなきゃならん、特に育ち盛りの子がいるご家庭には辛辣な状況である。
うちも次第に冷蔵庫がすかすかしてきた。卵がないって、すごく物足りない感がある。納豆も底を突ついた。その点ひもじい(健康のため毎日食べてただけに)。
が、繁華街は多くが営業を再開。どうしても肉が食べたかったらフランチャイズのとんかつ屋とかもやってる、という不思議な物流アンバランスな震度5弱エリアである。

震度6、7エリアは今なお大変だ。住居やインフラの崩壊、停電、断水による避難世帯多数。

全道的に見てもまだ余震の心配、いや、熊本のように本震があるかも。週明け、世間が稼働したら電力が足りなくなるとも言われている。
とにかく気を引き締めねば。

そんな晩御飯。

生鮭を焼きネギ味噌を添えた。

鮭は、地震当日、停電で使えなくなった実家の冷蔵庫から、放っておくと悪くなっちゃうからと避難してきたもの。
鮭の切り身もとばっちり。