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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハッピーバースデー♪

2009年12月15日 | レッスン日記(小中高生)
「こんちはー (^o^)/ 」
Mちゃん(小5)がやってきました。いつも元気いっぱいです。
「あたし、自転車に乗らないで走ってきちゃった。上になんにも着てこなかったよ」
「へー、元気だね(@o@)」
「うん!M3は休みだよ」
「あら~、風邪?」
「そう!」
あーあ、寒がりのM3ちゃん、風邪引いちゃったか・・・
せっかく調子が出て、楽しみだったんだけどな・・・

「ねえ、ねえ、あたし、今日お誕生日だよ!」
Mちゃんがいいました。えっ、そうだったか!
壁のカレンダーをみると、ちゃんと今日のところに「M」と書いて、のシールが貼ってあった。(ヒバリ教室では、みんなのお誕生日を、カレンダーにマークしてあるんだ。パパやママ、ペットなど、みんなが申告した分は全部ね。)
「おーい、Tちゃん、Tくん、待って」
帰ろうとして廊下に出ていたT&Tきょうだいを、急いで呼び止めて。
「きょう、Mちゃん、お誕生日なんだって。ハッピーバースデー、トゥーユー、ハッピーバースデー、トゥーユー・・・」
一緒に声をそろえて歌い、Mちゃんにおめでとうを言いました
「えへん!もう11才だぞー

ほんとに、ずいぶん成長しました。
今までの「子どものおけいこ」から、広い音楽の世界を少しずつ垣間見るようになってきたのが感じられるMちゃん。
13才になって、本当のティーンエイジャーになるまでの2年間。ここで大きく成長することを期待します。

マイ・ボニー

2009年12月15日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小4):
「おとなのピアノ教本2」の、「マイ・ボニー」が宿題でした。
空白部分の楽譜も丁寧にきちんと書けていて感心です。

さて、弾いてみると、ちょいちょいつまづいてしまう・・・なんでかな~
「じゃ、まずは右手だけで弾いてみてくれる?」
もう一度、パート練習からやらなきゃダメなのかもな・・・と思いながら、私はTくんに言いました。
「右手?うん、いいよ」
右手だけで弾いたTくんの演奏を聞いてびっくり。
さっきの両手奏から左手を抜いたものとは到底思えない、みごとに完成した演奏だったからです。
「すごい!すごい上手なんだね。・・・でもなんで、両手だとあんなにつっかえちゃうの?」
いちおう、Tくんの“理由分析”をきいてみることに。
「うーん・・・右手だと完ぺきなんだけど・・・左手がはいると・・・なんか・・・うーんと・・・うーんと・・・うまく弾けなくなって・・・」
「つられちゃう?」
「うん、そう」
やっぱりそうか。「マイ・ボニー」は、「メリーさんのひつじ」とか「ロンドン橋」などと同じような、付点がついたメロディーに、左手の分散和音がからんでいく、という曲です。
大人には耳なじんだ、わかりやすい曲なので、この本に採用されているのでしょうが、この曲を知らない 子どものTくんには、わかりにくく弾きにくいのでしょう。
ここはひとつ、メロディーを気楽に弾けて、曲の雰囲気がつかめるような形をとるのが得策です。

「じゃね、左手は、コードだけで伴奏してみて。コードネーム、得意でしょ」
「やった。コードなら簡単!」
Tくんは、左手でコードを押さえながら、右手を合わせ始めました。これならコードネームだけみればタイミングも簡単です。どんどんなめらかにメロディーが進んでいきます。
Tくんの弾くコード&メロディーに合わせ、先生は、本来の伴奏形である分散和音を一緒に弾きました。うまく曲が流れていきます。
2~3回、こうやって弾いたところで、先生は言いました。
「じゃ、今度は、楽譜通りの伴奏で弾いてみてごらん。コードの形に手を置いて、それを順番に弾いていけばいいのよ」
そうしたら、Tくんはさっきよりずっと上手に、分散和音で伴奏することができました。
いつも曲の終わりにやる、恒例の「合格ラインは3ミス」テストも合格し、お待ちかねだったらしい、次の「天国と地獄」に進むことになりました。
やったー 

譜めくり♪

2009年12月15日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小2):
「ひいてうたって3」というテキストに入って まだ5曲目ですが、本の終わりの方に出ている「いろんな木の実」を弾いています。
トロピカルなリズムが楽しい連弾曲
「この曲、おにいちゃんたちが学校で歌ったんだよ!」というTちゃんの“気持ち”が なんとなく尊重したくなって、これをやることにしました。

連弾の右側、ファーストパートは、Tちゃんには難しくなかったです。
「知ってる」ということもあり、リズミカルに楽しく弾けました。
連弾曲は、二人分の楽譜が見開きで書かれているので、最後まで弾くには 途中でページをめくらなければなりません。
「じゃ、ここまで弾いたら、Tちゃんがページをめくってね」
「えっ、わたしがめくるの?!」
Tちゃんはびっくり。今まで、ページをめくるような大曲は弾いたことがありません。そんな長い曲を弾くのは、もっとずっと大きい人だと思っていたし、仮に 万一、めくる必要があったときには、先生がめくってくれるものと思っていたのですから。
「だって、先生は伴奏で両手ふさがってるけど、ほら、みて。Tちゃんのパートは、ページの最後は右手だけになってるでしょ。だから、Tちゃんの空いてる、左手で サッ!とめくるわけよ」
「ああ~、なるほど。じゃあ、めくりやすいように、ここ折っとこうっと」
Tちゃんは、ページの右下隅を 小さく三角に折りました。

さあ、いよいよ連弾の始まりだ!
先生のイントロを聞いて、Tちゃんのメロディーの登場。ちゃんと繰り返し記号を守って、中間部を弾き、ほら、きた。譜めくりだ!
Tちゃん、グッドタイミングで、見事に譜面をめくりましたやったー

ただ楽譜のページをめくるだけでも、初めての経験はうれしく、ワクワクするものです
Tちゃんの得意そうな顔が印象的だった、「連弾・いろんな木の実」でした。