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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

フランスの歌

2010年10月18日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小1):
「バーナム」の基礎編を楽しんで進め、並行して いろんな歌や世界の民謡などが載っている「子どもポピュラーピアノ100」から曲を選んで・・・と、入門1年を過ぎて 大分ピアノらしいレッスンが定着してきました。
今日は、フランスの小さな曲「河はよんでいる」を両手で弾きました。
ドミソ、ドミソ、という分散和音で伴奏をつけます。
初級の子ども用の曲だと、たいていの場合 分散和音は「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」の3種類でまかなわれているものですが、ベアールという人が作ったこの曲は、さすがフランス風というか、ところどころにちょっとしゃれた和音が使ってあったり、フィニッシュの部分にフラットの入った和音を使って おしゃれなベースラインを作っていたりと、意表をつかれる部分があります。
うっかり「シレソだな」などと高をくくっていると、「ちがうよ」ということになってしまうのです。
ちょっと難しいけど、Sちゃんがしっかり音符を見て、気をつけて弾けばちゃんとクリアできているので、がんばって、このおしゃれなフランスの曲を味わってほしいと思っています。
実はSちゃん、何やら自分で「お話」を作って、それに合わせた音楽も考えたらしい。
先週、「このつぎのレッスンの時に聴かせてあげるね」と言って帰ったのですが、今日は、その「楽譜」を忘れてきた、とのこと。
きっと、すてきなイメージのビジュアルや音楽が、Sちゃんの心の中に描かれているのでしょうね。
たくさんの美しい曲を弾く経験をして、イマジネーションの翼を さらに大きく広げてほしいものです。