HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

もうすぐ七五三

2011年11月09日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(小1):
「あのね、きょう、ちょっとだけ、来るの遅かったでしょ」
レッスンに来たNちゃんは言いました。
「それはね、床屋さんで、まゆ毛そってもらってきたから。土曜日、七五三だから」
そうだ、それでだ!
なーんか、ばかに今日はNちゃんが大人っぽく、美人に見えるな~ と思ったら、まゆ毛カットしてもらったのか。
やっぱり、女は眉ね~
そのことが よーくわかりましたわ。

Nちゃん、女っぷりが上がったばかりじゃなく、発表会が終わってから始めた新しいテキストも、以前よりずーっとしっかりやれるようになっています。
新しい曲に入るときに「むずかしい・・・宿題にする・・・」と弱気になるのはあんまり変わらないけど、
「ううん、今やってみよう!できるから。右手だけでいいから弾いてごらん?」とリードすると、ほうら、ちゃんとメロディーが弾けるじゃない。
それに、この感じだと、左手の練習やってみないでも、一度に両手で弾けるんじゃないの?
「Nちゃん、試しに、両手いっぺんに弾いてみてごらん。音符をよーくみながら」
言われて、Nちゃんはオズオズと弾いてみます。
ゆっくり、ゆっくり、ト音記号とヘ音記号、2段の楽譜を一度に見ながら、とうとう最後まで弾きました。
「弾けたね。すごいよ」
うん、とNちゃんは、嬉しそうにうなずきました。
これを、両手でやってくるのを宿題にしようね、と決めて、レッスンを終えました。
七五三を迎えるNちゃん、しっかり成長しています。

おんぷの計算・難問題

2011年11月09日 | レッスン日記(小中高生)


M4ちゃん(小1):
「ほらっ。このまえ約束した『もんだい』、つくってきたよ」
と、「もんだい用紙」を広げて見せてくれました。
そうそう、先週、「音符の長さを使ってのたしざんとひきざん」の問題プリントをやった時、
「かんたんだった。もっとたくさん、もんだいちょうだい」と言うので、
「もう、問題なくなっちゃった。来週、また問題作っておくね」と約束したのでしたが、M4ちゃんは
「あたしも来週、もんだいつくってくる。もーっとむずかしいもんだい、つくってくる!」と言って帰っていったのでした。

その「やくそく」の問題を、作ってきてくれたのです。
「ほんとだ。いっぱい問題あるね。先生も作っといたけど、先生の問題の方が簡単だ・・・」

問題というのはこうです。
たとえば、四分音符は1拍、2分音符は2拍 ですから、四分音符+2分音符 なら 答えは3拍。□□□□を、3つ分、色鉛筆で塗ればいいのです。
「どれどれ、さっそくやってみよう」
先生は色鉛筆を持って、"M4先生"の問題をやってみることに。
「最初は、四分音符たす二分音符・・・3だから、3つ塗ってと・・・あれ、2番目の問題、すごい難しいね。二分音符たす全音符だから・・・ちょっと□がたりないみたいだよ」
「えっ、そう?ちょっと待って!」
"M4先生"は、大急ぎで□を書き足してくれました。□□□□□□。
「そんなに書いてくれなくっても大丈夫だったけど。まあいいや。えーと、次の問題、すごく難しいよ。四分音符ひく二分音符・・・ってことはマイナスかあ・・・すごい高度な数学になっちゃうけど」
まあ、わたくしは 一応中学も卒業してるので、負の数の計算だってできますが。
でも、小学校1年生の"M4先生"は、
「あっ、そうか。じゃ、こうする!」と、アッサリ四分音符と二分音符を入れ替え、正の数の計算に変えてくれました。
つぎの引き算も、負になっちゃうな~ 四分音符から全音符を引くんだもんな~
「いいよ、それは反対に引くことにする」
「-」の上に「←」を書き、右から左へ 引く方向を変える、ということで解決しました。
こうして難問題は すべて回答でき、"M4先生"は全部の回答にマルをつけて、最後に大きな「はなまる」をくれました!\(^O^)/