HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハモプリ・下北名物 お菓子と天狗

2013年02月02日 | 下北沢いろいろ
女声ジャズコーラスグループ「ハモプリ」の、今年度最初の練習です。
月に1回、土曜日の2時から というのがハモプリの練習日なのですが、今日はたまたま、2月2日の「下北沢一番街・節分豆まき」の日。
ハモプリの練習開始時間となっている、ちょうどその2時から、ヒバリんちのすぐ近くの一番街で「天狗道中」があるのです。

2時ちょっと前に、4人のメンバーたちが到着したので、さっそく
「今から天狗道中なの!見に行こうよ!」と言ってみると、全員「行こう行こう」と 一度脱いだ靴を履き直し、ロングブーツを履いてきた一人は「ブーツ履くのめんどくさい。この『お父さんのサンダル』貸して」と 玄関に脱ぎ捨ててあったオヤジサンダルを履き、みんなでドヤドヤと一番街へ向かいました。

ヒバリんちから一番街へ出たところは、ちょうど町内ただ1件の町工場、美味しい「おこし」を製造販売してる「庵原屋」さんの前です。
店頭のおばちゃんに「天狗は2時から?」と聞くと
「そうよ。2時からだから、ここの前で待ってればいいのよ」と、できたての「おこし」をズラリと並べて売っている台の真ん前を指さしました。
メンバーたちは皆 素直にそこに並び、しかも天狗が通るという道路に背を向けて モロおこしに向かって目は釘づけになってました。
こんなこともあろうかと、ヒバリは家を出るとき とっさに1枚の千円札をポケットに入れてきていたので、
「どれか買ってって あとでお茶しようよ」と提案し、全員の賛同を得て 2種類の「おこし」を購入しました。

そうこうしているうちに にぎやかな太鼓のリズムと共に天狗の行列がやってきました。
列の先頭には七福神たちが並び、そのあとに 裃(かみしも)と平たい帽子のような被り物を着けた従者たち(?)が続きます。
そして見よ、列の中ほどには真っ黒な顔に長髪のカラス天狗、20センチくらいも高さのある1本歯の足駄を履いた大天狗が。
天狗たちの後には山車が引かれ、その上には 高さ1メートル以上もある 巨大な天狗の面が鎮座ましましています。

「あ~、天狗おもしろかったね~」とぞろぞろヒバリんちへ戻り、久々に発声からの初練習です。
今日は、今まで長らく休部していたメンバーが復帰し、何年ぶりかで5人のフルメンバーで歌うことができました。
やっぱり、5人いるとボリュームが全然ちがう\(^o^)/
一人一人の責任も軽くなる\(^o^)/

今回は、スタンダードナンバーの「L.O.V.E」を歌ってみようということだったのですが、よく知っている歌でもあるしすぐ歌えたので、軽く2、3回歌った後は すぐお茶休憩となりました。
さっき買った「おこし」が2種類、それからメンバーたちがそれぞれ持ってきた チョコやマカロンやマドレーヌなどが並びます。
といっても、ただキャピキャピしていただけではありません。
ちゃんとミーティングをしていたのです。
「L.O.V.E」とカップリングするもう1曲はどうしようとか、うちらにはやっぱり「クール&ビューティー」はムリだろうとか、それに合わせる衣装はどうしようとか・・・・ やっぱりキャピキャピか。

今年最初の練習は、天狗見物とお菓子ミーティングが大半を占めた感もありますが、今年もハモプリのチームワークはバッチリだと思います! (^O^)v

ピアノは「リリース」

2013年02月02日 | 音符・楽譜・テクニック
Y子ちゃん(中2):
ブルクミュラーの最終曲「貴婦人の乗馬」です。
第1回レッスンの今日は、右手だけ練習してきました。
この曲は、いろんな場所で聴くこともあり、先生も弾いてあげたりと、よく知っている曲の中に入ると思います。

適切なテンポで、音やリズムの間違いもなく、一応ちゃんと弾けていました。
ただ、フレージングの「入り」と「抜き」が、もっとやわらかになったらもっと良いと思ったので、今日はその練習をしました。
ピアノを弾くときに、「鍵盤を押すとき=アタック」のタッチとか 力の入れ具合とかは みんな気をつけると思いますが、意外に「鍵盤から手を放すとき=リリース」のほうは うっかりしてしまう人が多いです。
ところが、ピアノをきれいに弾くのには、リリースの弾き方が とっても大事なのです。
「美しいフレーズは『抜き』がすべて!」と言っても過言ではありません。
みんなも、柔らかで美しい「リリース」を、いろいろ研究してみてごらん。
驚くほど、音色が変わりますよ!

ジプシーダンス・ゆっくり考えよう♪

2013年02月02日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小3):
ドラゴンクエストの「ジプシーダンス」が お気に入りです。
今日は、ほとんど全部弾けるように練習してきましたが、「こことここがわからないの」と、2箇所か3箇所のフレーズを指さしています。
見ると、「え? こんな所?これのどこが難しいの?」というようなフレーズなのですが、本人は
「そう。どうしてもできない」と言っています。

一緒に ゆっくり1音1音 音符を確かめながら弾いてみると、原因はどれも、ほんのちょっとした見落としや 指のひっかかりなのです。
そこを指摘してあげると すぐに弾けるようになってしまいました。
「ほらね、難しくないでしょ」
「うん」
はじめにつまづくと、もう「弾けない」→「むずかしいフレーズ」という思い込みができてしまっていたようです。
Sちゃんは頭の回転が速く、わかることはすぐにパッとわかるのですが、思い込みやあきらめもパッと決定してしまうところがあります。
それは長所と短所が表裏一体な、彼女の個性ということになるので、そこをうまくつかみながらレッスンを進めていきたいと思っています。

歌も大事

2013年02月02日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(小2):
この前あげた「スノーマン」の歌を、今日もピアノ伴奏に合わせて歌いました。
とても表情豊かに、きれにな声で歌えるNちゃんなので、歌を続けて伸ばしていったらいいなあと思います。
「これ、ピアノでも弾いてみた?」
「弾いてみた。難しかった」と言っていましたが、一緒に音符を読みながら、ゆっくりやれば、メロディーを弾いていくことができました。
今日は前半だけ弾いてきていたので、その続きも一緒に音取りしてみて、来週は後半も続けて弾いてきてね、ということにしました。
「よろこびの歌」は、これまで和音を省いて簡単にした伴奏を弾いていましたが、今日は和音の音も練習して、和音つきの完全な形で伴奏して仕上げてくることにしよう、という宿題になりました。
Nちゃんのレッスンでは、歌をやったりソルフェージュをやったりと、ピアノのテキストにはないことを多くやっていますが、Nちゃんには歌も 音楽レッスンをやる上での大きな比重をかけていいと思っています。
こうして歌を歌うことは、ピアノを弾く上でも 必ずプラスになることと思います。