Sちゃん(小3):
先週、最初の1段だけ伴奏を練習してきた「街」の曲。
今日は、2段目にがんばって取り組んでくるかな、と思ったけど、
「2段目はまだやってません」とのことでした。
やる時間もとれないほど忙しかったはずはないと思うけど、まあ、確かに「街」は 小学3年生にはしんどい音読みであるので、今日はちょっと手伝って元気をつけてやるか。
というわけで、
「2段目の伴奏も、1段目とそっくりなパターンだよねえ」
「うん」
「見て。下の音(ベース)が、半音ずつ下がっていくだけじゃない?」
「あ、ほんとだ」
「じゃ簡単なんだね。それにほら、上の和音は、ずっと同じ音のままなんだ。1段目より簡単かも」
「弾いてみる!」
といった風に、少しずつ誘導して、1ページ目を全部、両手で弾くところまで、まんまと(?)こぎつけることができました。
Sちゃんは、その気になれば充分、自分一人で予習することができる力を持っているのですが、いつもいつもコンスタントに、一人で努力を続ける、というのは子どもにとっては重いことだと思います。
しかし、こうして、ちょっと励まされたりヒントをもらったりしただけで、「やってみる!」と勇気を出すことができるのです。
何より、「弾いてみたい」と憧れる気持ち、そして「難しいけどがんばって取り組めばできる」という勇気を持つことが、子どもたちが難しいピアノを続けていく力となるのだと、Sちゃんたちを見て実感しています。
先週、最初の1段だけ伴奏を練習してきた「街」の曲。
今日は、2段目にがんばって取り組んでくるかな、と思ったけど、
「2段目はまだやってません」とのことでした。
やる時間もとれないほど忙しかったはずはないと思うけど、まあ、確かに「街」は 小学3年生にはしんどい音読みであるので、今日はちょっと手伝って元気をつけてやるか。
というわけで、
「2段目の伴奏も、1段目とそっくりなパターンだよねえ」
「うん」
「見て。下の音(ベース)が、半音ずつ下がっていくだけじゃない?」
「あ、ほんとだ」
「じゃ簡単なんだね。それにほら、上の和音は、ずっと同じ音のままなんだ。1段目より簡単かも」
「弾いてみる!」
といった風に、少しずつ誘導して、1ページ目を全部、両手で弾くところまで、まんまと(?)こぎつけることができました。
Sちゃんは、その気になれば充分、自分一人で予習することができる力を持っているのですが、いつもいつもコンスタントに、一人で努力を続ける、というのは子どもにとっては重いことだと思います。
しかし、こうして、ちょっと励まされたりヒントをもらったりしただけで、「やってみる!」と勇気を出すことができるのです。
何より、「弾いてみたい」と憧れる気持ち、そして「難しいけどがんばって取り組めばできる」という勇気を持つことが、子どもたちが難しいピアノを続けていく力となるのだと、Sちゃんたちを見て実感しています。