HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

撮り『撮り鉄』

2013年03月22日 | 下北沢いろいろ
                         後ろ姿はみんな『撮り鉄』さんたち。


 踏切のむこうにも『撮り鉄』満載。

ヒバリの住んでる下北沢では、いよいよ明日から小田急線が地下化され、駅周辺にあった「あかずの踏切」たちが すべてなくなって 道路はスイスイ通れるようになります。
ここ1週間ぐらい、下北沢駅を訪れる「撮り鉄」の人たちが増えてくるようになりました。
みんな、手に手に デジカメやケータイなどを持って、駅や線路や街などの写真を撮っています。

今日は 旧駅舎最後の日。
夕方近く、ヒバリが出先から小田急線で帰って来て、下北沢駅で降りたとたん・・・
パシャッ、パシャッ、パシャッ、と シャッター音とフラッシュの嵐!
驚いて見回すと、ホームにも踏切にも、撮り鉄のみなさんの群衆が。
みんな夢中で、シャッターを切り続けています。

そこでヒバリは、電車を撮る 撮り鉄さんたちの背後に忍び寄り、撮った。
撮り鉄の人たちも、まさか自分たちが「撮られ」鉄になっているとは思うまい。

「撮り『撮り鉄』だね!」とは、今日レッスンに来て、ヒバリ先生から「撮り鉄」の写真を見せられたMちゃん(中2)のセリフ。
そう、「鉄道」←撮る(撮り『鉄』)←撮る(撮り『撮り鉄』) (^○^)v

春は奇跡の季節 - みんな天才

2013年03月22日 | レッスン日記(小中高生)
しばらく日記更新を怠ってしまいました

私がブログをさぼっている間に冬は去り、春がやってきました。
桜も満開になって、まさに春まっさかりです。

春というのは、なにかしら心騒ぐ季節と思います。
なにか、とほうもない魔法が起こる季節。
三月ウサギやマッド・ハッターが活躍する、奇跡のとき。
わがヒバリ教室では、この1か月の間に、生徒のみんながそれぞれ驚くような奇跡を見せてくれました。

5才になったばかりのHちゃんは、いきなり楽譜をマスターし、それと同時に初見奏がバリバリできるようになってしまいました。
新しい本もまたたく間に弾きこなし、次々と新曲に挑戦しています。
2年生のNちゃんの歌唱力はすばらしい。
その感受性と表現力は、わずか8才とは思えないほどの美しさです。
同じ2年生のM4ちゃんは、小さいのに よく訓練された柔軟で強い手を持っています。
それも、たゆまぬ努力の証。課題を次々とこなし、いっぱしの「中堅ピアニスト」になったことを実感させてくれました。
3年生のSちゃんは、子どもには難しい楽譜を根気強く読み、積極的に取り組み始めました。
指も大変よく回るようになりました。
5年生のTちゃんは、発表会のために大曲に取り組み、それだけの実力と表現力が身についていることを見せてくれました。
中1のAちゃんは、自分の好きな曲を選んで、難しいリズムに根気強くチャレンジして、着々と自分のものにしています。
同じ中1のY子ちゃんは、「発表会にはちゃんとしたクラシックを弾きたい」と、ソナタに挑戦しています。
中2のM3ちゃんは、見るたびに自信を増し、生き生きとした音楽を表現していると思います。学校の吹奏楽部でも、充実した日々をすごしているようです。
中2のMちゃん。彼女のリズム感や音楽センスは、やはり秀逸です。最近では、大人っぽいボサノヴァを追求しています。

どの子も皆、すごいな、と思います。
レッスンするたびに 毎回「この子は最高!」と思うんですが、それがどの子に対してもそう思うので、各々の個性が、その子だけが持っているすてきな天才を発揮させているのだと実感します。

大人のみなさんもすごいですよ。

Hさんの暗譜力は まるで十代の青春真っ盛りの人みたいだし、キノパパのピアノの音色は、とても柔らかで美しい。
また、Tさんの音楽に対する情熱と努力、そして何事も克服してしまうパワーには圧倒されます。

こんな天才のみんなに、わたくしヒバリ先生が教えることなんて何もないんだけど。
私は、教えるんじゃなく、プロデューサーというか、練習のアイディアやヒントを思いついて助言したり、生徒のみんなと一緒に、楽しいやり方で演奏したりしてるだけ。
先生、というよりプレイリーダー、みたいだといつも思っています。
いつも、みんなから教わることばっかりなので、私は生徒の皆さんを尊敬する毎日です。

春は、みんなの天才が一気に爆発したみたいな、すばらしいときです。
音楽はすごい。
みんなはすごい。