Sちゃん(高2):
定番の「ハノン」エクササイズ・・・指練習、オクターブ、アルペジオなどをやった後、今日は「君はともだち」という曲を、Sちゃんが自分で耳コピしたものを聞かせてもらいました。
耳コピ、というのは、楽譜を見て音楽を弾くのではなく、音楽を聴き取って、それを演奏したり楽譜に起こしたりすることで、ポピュラー音楽には欠かせないテクです。
クラシック音楽は、昔からのものですから楽譜に書き残されているのですが、ポピュラーやジャズの音楽は、いちいち親切に楽譜に書いたりしてくれてないことが多いです。
いまテレビや映画などで流行っている曲を弾きたいと思っても、楽譜がないと弾けないようでは、楽譜が印刷されて販売されるまで、ずーっと待たないといけませんが、耳コピができれば、たった今リリースされた曲だって、ソッコーで弾くこともできるわけです。
ヒバリ教室でポピュラースタイルやコード奏などをやっている生徒のみんなは、けっこう耳コピができるようになっていて、最上級生のSちゃんなどは、かなり耳コピのセンスが身についてきていて頼もしいです。
今日やった「君はともだち」は、ディズニー映画「トイ・ストーリー」の曲ですが、そのカントリータッチの雰囲気、それに使用されているコードも、Sちゃんはよく聴き取っていて、とてもよかったと思います。
今日は、数か所あいまいだった部分をアドバイスして、演奏はほぼ完成したのですが、次はせっかくできたアレンジを保存しなければなりません。
それには、何らかの形で書き留めておかなければいけないので、来週までに前半のみでいいから小節割と、コードネームを書き込んできてみて、ということにしました。
実は、この部分がSちゃんにとっては最難関だと思うのですが、一応がんばてみてほしいです。
来週、どんな記譜ができてくるか、楽しみでもあり不安でもある・・・
HP HIBARIピアノ教室
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