HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

耳コピのこと

2021年01月26日 | 音楽のツボ

先日Tくんにあげた「紅蓮華」の楽譜。

Tくんに限らず、弾きたい人がいっぱいいるので、みんなのために作ったものです。

ほんとはこの曲、原曲通り忠実に採譜すると、ものすごく複雑な楽譜になってしまうのですが、今回はできるだけわかりやすく、初心者の人でもがんばれば手が届くような楽譜にしました。

だって、「鬼滅の刃」や「紅蓮華」は、保育園の子どもたちから大人まで、みんなが好きなものだからね。だからみんなが弾けるように。

この楽譜を見ながら音をつかみ、細かいノリやニュアンスは、耳で聞き取ったイメージで補いながら弾けば大丈夫。耳を研ぎ澄まして、原曲のイメージが再現できるようにがんばって、そして楽しんで弾いてもらいたいです。

ほしい人には楽譜をあげているのですが、今日Lちゃん(小5)が来た時に「欲しければあげるけどでも、自分で弾いてる?」と聞いてみたら「楽譜があるなら欲しいけど、自分でも弾いてる」とのこと。

ちゃんと原曲通りに耳コピして弾いているようなので、楽譜はあげなくても大丈夫としました。

Lちゃん、普段からいろんな曲を耳コピして、コードもつけて弾いているようです。

もうそういうことができるようになっていたんだね。とても嬉しいです。

Lちゃん以外にも、Sちゃん(高2)やNちゃん(高1)たち上級生は、みんな耳コピにずいぶん慣れて、レッスン以外にもいろんな曲を弾いて楽しんでいるようで頼もしい。

耳コピは楽しいし便利なので、下級生のみんなも、だんだん耳コピができるようになっていくといいな。

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「グリーン・スリーブス」をリュートの演奏で聴いた

2021年01月26日 | いろんな歌・いろんな曲

Lちゃん(小5):

「アルフレドピアノライブラリー」が確実に進んでいることもあり、今日から並行して「エリーゼのために」も練習することになりました。

前に渡してある「曲集」にも載ってるし、ピアノをやってる人が一度は弾いておきたい「エリーゼのために」ですからね。

Lちゃんなら十分余裕で弾けるレベルですし。

今日は、冒頭Aの部分をレッスンしました。

一昨年の発表会で「乙女の祈り」を弾いて、クラシックピアノのタッチはかなり身に着けているLちゃんなので、メロディーや伴奏形のフレージング、脱力の仕方など、先生がいちいちうるさく言わなくても、ちょっとアドバイスしただけでやわらかな指さばきで弾けて、さすが上級生です。

来週はA-A’のところをまとめてこようということになりました。

メインテキストの「アルフレッドピアノライブラリー」では、「グリーン・スリーブス」という透明感のある美しい曲が課題でした。

この曲は、イギリスの古い民謡で、リュートという古楽器で弾かれることが多いです。

「アルフレッド」にもリュートを弾いているイラストがついていたのですが、残念なことに絵がちょっと違ってる。

リュートというのは、ギターにそっくりの楽器ですが、ネック部分がガックリと「折れている」のが特徴です。ところが、このイラストのリュートはネックが折れてない!

そこでYouTubeを開いて、Lちゃんと見てみました。

ほらね。ネックが折れてる。これがほんとなのよ。

Youtubeを開いたついでに、リュート演奏の「グリーン・スリーブス」も聴きました。

Lちゃん、イメージがつかめたかな。

来週、素敵な「グリーン・スリーブス」を弾いてね。

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フレーズのひとつひとつを丁寧に仕上げましょう

2021年01月26日 | レッスン日記(大人)

K子さん(大人):

先週にひきつづき、今日も「A列車で行こう(ジャズ)」から先にレッスンしました。

ジャズスタイルへの意気込みが感じられますね!

聞かせてもらった印象では、現在の完成度は60~70パーセントぐらいかなあ、と思いました。

全体的にとてもよく練習していて、本当に感心します。それはすばらしいのですが、小節と小節のつなぎ部分、それとかフレーズとフレーズのつなぎ部分が弱いので、そこでリズムがくずれたりテンポが落ちたりするのが、とっても惜しい。

それさえなければ、80点以上の好成績がとれる演奏なのに。

やっぱり、曲を通して弾きたい、という誘惑に負けることが全ての原因とみた。

つっかえるところ、つなぎがうまくいかないところは自分でもわかっている、というK子さんです。

そこから目をそむけず、ちゃんと「できない部分」に向き合って。できないところをしっかり治してから全体を弾けば、気持ちよく弾けるんですから。

あと、やり方としては、1小節または1フレーズのみ、完璧に弾けるまで練習。そして次の小節も同じく練習。そして2つの小節をつないだ形での練習。

根気がいりますが、こうして丁寧に練習していくのが確実な方法なので、やってみてください。

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