Mちゃん(高2):
いつも頑張り屋さんで、勉強が大変でも、部活が遅くなっても、暗くなっても、雨の日も風の日も、ちゃんと練習して自転車をこいでレッスンに通ってきています。
去年の発表会で、ベートーヴェンの「悲愴」全楽章を分担して弾こう、という一大プロジェクトのトリ、第三楽章を弾いて締めくくるという大役を果たしてから、ベートーヴェンの音楽が好きになりました。
今年もがんばってベートーヴェンソナタを弾く、と決めたのですが、その練習に入る前に、ちょっとやさしく(優しく&易しく)軽やかな曲を楽しもう、ということで、手持ちの名曲全集の中から 前回はメンデルスゾーンの「春の歌」、そして今回はランゲの「花の歌」を弾いてみました。
春だしね。
いつも元気いっぱい、力いっぱいの曲が定番のMちゃんなので「こんなのやったことない~ ふんわり優雅、私には似合わない~♪」と言ってますが、いやいやご謙遜。
花も恥じらう16歳なんですから、やってみれば意外といけるかもしれないじゃん。たまには優雅に。
事実、レッスン室で顔を合わせるRちゃん(小5)やCちゃん(小4)からは「美人ねーちゃん♪」と憧れられているのですから。
ってことで、本日は2回目の「花の歌」ですが、さすがヒバリ教室トップスリーの一人、自宅での予習でほとんど出来上がっていました。
「花の歌」には、途中2回の「カデンツァ」が設置されていて、発表会などで華やかに「どや!」ができる仕掛けになっています。
前回のレッスンで1つ目のカデンツァの指使いとコツをアドバイスし、今日は2つ目のカデンツァをレッスンしました。
演奏を聴くと「うわあ、すごい・・・」と思うかもしれませんが、自然な手の動きを考えながら少しずつ指番号やフォームを決めて弾いていくと、ものの10分ちょっとで最大の見せ場の大カデンツァが出来上がりました。
もう、続きはほとんど序盤と同じなので、めでたく最後まで到達し、次回は仕上げです。
来週、ふんわりと優雅な「花の歌」を楽しみにしてるからね。
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