HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Mちゃん(高2)、ふんわり優雅な「花の歌」

2021年04月23日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(高2):

いつも頑張り屋さんで、勉強が大変でも、部活が遅くなっても、暗くなっても、雨の日も風の日も、ちゃんと練習して自転車をこいでレッスンに通ってきています。

去年の発表会で、ベートーヴェンの「悲愴」全楽章を分担して弾こう、という一大プロジェクトのトリ、第三楽章を弾いて締めくくるという大役を果たしてから、ベートーヴェンの音楽が好きになりました。

今年もがんばってベートーヴェンソナタを弾く、と決めたのですが、その練習に入る前に、ちょっとやさしく(優しく&易しく)軽やかな曲を楽しもう、ということで、手持ちの名曲全集の中から 前回はメンデルスゾーンの「春の歌」、そして今回はランゲの「花の歌」を弾いてみました。

春だしね。

いつも元気いっぱい、力いっぱいの曲が定番のMちゃんなので「こんなのやったことない~ ふんわり優雅、私には似合わない~♪」と言ってますが、いやいやご謙遜。

花も恥じらう16歳なんですから、やってみれば意外といけるかもしれないじゃん。たまには優雅に。

事実、レッスン室で顔を合わせるRちゃん(小5)やCちゃん(小4)からは「美人ねーちゃん♪」と憧れられているのですから。

ってことで、本日は2回目の「花の歌」ですが、さすがヒバリ教室トップスリーの一人、自宅での予習でほとんど出来上がっていました。

「花の歌」には、途中2回の「カデンツァ」が設置されていて、発表会などで華やかに「どや!」ができる仕掛けになっています。

前回のレッスンで1つ目のカデンツァの指使いとコツをアドバイスし、今日は2つ目のカデンツァをレッスンしました。

演奏を聴くと「うわあ、すごい・・・」と思うかもしれませんが、自然な手の動きを考えながら少しずつ指番号やフォームを決めて弾いていくと、ものの10分ちょっとで最大の見せ場の大カデンツァが出来上がりました。

もう、続きはほとんど序盤と同じなので、めでたく最後まで到達し、次回は仕上げです。

来週、ふんわりと優雅な「花の歌」を楽しみにしてるからね。

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パーカッション名人Rちゃんのタッチ♪

2021年04月23日 | レッスン日記(小中高生)

Rちゃん(小5):

レッスン室に入って、たまたまテーブルの上に出してあった打楽器を手に取り、リズムをたたき始めました。

おもしろいので、先生もカスタを取り、エレクトーンのラテンリズムをかけました。リズムセッションの始まりです。

タンバリン、ウッドブロック、ギロ、ボンゴ、カスタネット・・・

実はRちゃんは打楽器がとても上手なのです。特に秀逸なのは、そのリスト(手首)の強さと躍動感!

パーカッションをたたく時の手首の返し、よく響く打音などは見事!力も強い。

ほっそりした体のどこからこんな音が出るのかと思うほどだけど、よく見れば体の割に手が骨太でがっちりとしてる。

この辺が、力強い打音の秘密かな。そしてピアノにはぴったり、理想的な手だ。

こんな素晴らしい手とタッチの持ち主Rちゃんなんだけど、如何せん本人はのほほんとしてて、もちろんそんな理想の手だなんて知るよしもない。

この手をもっと生かして、バリバリ弾いてくれればな・・・などと思っていたら、今日はどうした加減か、妙にどの課題もよく弾けてる。

バーナムも、「メイク・ユー・ハッピー」も、確実にしっかり弾けてるし、楽譜もちゃんとよく見ている。

「すごいじゃん!今日は全部上手に弾けてるねえ!なんで?」

「ん?わかんなーい」

うーん、Rちゃんも5年生になったからなー。10歳を半年ほど越えて、いろんな能力が目覚めてきたのかもしれないです。

Rちゃん自身が自分の能力に意識を向けたら・・・そしたら、もっと次々にたくさんのことができるかもしれない・・・

今年度はそれに期待したいです。

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