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ピアノをやってない人や子どもたちでも、「エリーゼのために」の冒頭はほとんどの人が知ってますよね。
何ならピアノやキーボードで弾くことだってできる。
🎵ミレ♯、ミレ♯、ミレ♯、ミレ♯、…
あれ?何回「ミレ♯」って弾くのかな?
まあいいや、大体こんな感じ!
って、みんな弾いて楽しんでる。
それはそれでいいんだけど、じゃあ、実際には何回弾けばいいのか? そもそも「エリーゼのために」って、何拍子の曲なのか?
一般の人はもとより、ピアノをやってる生徒や人たちでも、ここの所がちゃんとわかってない、あるいは適当にやってる人が意外と多いのよ。譜面を見ながら弾いてても、実際のノリとしてこんなふうに感じてる人が、けーっこういると私はにらんでる。
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どう?
結果、変拍子(転拍子)続出のイレギュラーリズムとなって、「アレ?次のミレ♯ミレ♯は何回弾くのかな」みたいになっちゃってる。
みなさん、「エリーゼのために」は初めからずーっと3拍子ですよ!
ぶんちゃっちゃ、というリズムです。そしアウフタクト(弱起)です。
(オリ楽譜を、拍がわかりやすいように3分割の「桁」で書きました)
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/ミレ♯ミレ♯ミシ レド /ではなく
ミレ♯/ミレ♯ミシ レド / なのです。
と言われても、わかったようなわからないような…でしょうかね?
みんなが混乱する原因は、元はといえば作曲者のベートーヴェンさんが1小節目に伴奏をつけなかったってことで、みんなが適当に解釈しちゃってるということがありますね。
けど、その「つかみどころのない」ところが不思議な魅力の一つでもあったりするわけで…
ヒバリ的には、弱起部分に続く1小節目、伴奏こそ書いてありませんが、ここは機能的にはE 7(ドミナントコード)だと思ってますけどね。
でも、あまりにもみんなが迷うので、何とかわかりやすくならないかと思って考えたので、次の記事でそれを書こうと思います。
To be continued…
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