”ピアノのおけいこ” なんてオンナがやるもんだよ~ などと言ってた時代もありましたが、今や「ピアノ男子」はいっぱいいます。
街中のピアノで、YouTubeで、ピアノをかっこよく弾く男子は、女子より多いぐらいですね。
では男子のピアノ人口が女子より多いのか、って言えば、そういうわけじゃないとは思いますが。
その理由は後で述べるとして・・・
ピアノ男子には、女の子とは違う特有の習性(笑)がありますので、それを書こうと思います。
現在ヒバリ教室の子どもクラスにいる男の子はTくん(小2)とRくん(年長)の二人ですが、その二人も含め、これまで何人も男の子のピアノレッスンをしてきた経験から、男の子に共通の習性が統計としてヒバリの中に出来上がってきたのでした。
〔ヒバリ先生の統計による男の子の習性〕
1.論理的である そのため、楽譜は割と嫌がらずに読み、楽譜の構成やアナリーゼ(分析)などバリバリやります。
2.手先が不器用 楽譜が読めるのに、女の子に比べて手先や指先は不器用です。曲を弾きこなすのには女の子より努力を要します。
3.骨格がしっかりしている。手が大きく、力も強い。 不器用ではありますが、手の大きさ、骨格、力など、すべて女子よりまさっています。そのため、器用さの不利を体力や体格でカバーし、強引に曲を弾きこなしてしまいます。
4.プライドが高い 不器用なのにプライドが高いです。カッコマンの男の子多し。
5.ほめられるのが大好き。苦言を言われるのは大きらい。
6.なまけ者。 カッコマンのくせに、コツコツ努力するのが嫌い。
7.集中力ハンパなし 集中したとなると、驚くようなパワーを発揮します。
8.子どもっぽいところがある 「カワイイ」と言われるのはイヤ、「かっこいい」と言ってほしい。しかし実は女の子より精神年齢は5歳ぐらい下です。
9.単純 よく言えばさっぱりしていてこだわりがない、悪く言えば単細胞です。なのでオダテに弱いです。叱るよりおだてることで、喜んで練習します。
大体、こんなところがヒバリ先生の観察した「男の子像」です。
これらを踏まえた上での、男の子に有効なレッスンは、
どちらかというと感覚より理詰めで説明し、完成時のカッコよさをアピールし、君ならできるよ、と褒め、不器用や凡ミスはある程度見逃し、かっこいいところを盛大にほめ、曲への憧れを助長して一気に燃え上がらせ、短期間の集中で最大限の効果を上げさせる、というようなこと、かな・・・(笑)
ピアノ習ってる男の子に練習させようと苦心しているママ、パパ、どうぞ叱らず、褒めること、カッコいい曲に触れさせることに徹してみてくださいね。
その昔、ヒバリ教室子どもクラスは、生徒8割が男子だった時代もあり、ヒバリ教室の「男子含有率」はけっこう高いと思われますので、この統計はあながち的外れではないと思います。
ゲーム音楽全盛だった頃、かっこいいゲーム音楽にあこがれてピアノを弾き始めたワンパク坊主たちが、夕暮れ近くなると「あ、俺ピアノのレッスンだから帰るわ」と言って服の泥を払い、イソイソとレッスンに通ってきていたのが懐かしく思い出されます(笑)
あ、冒頭の「街ピアノやYouTubeに男子ピアニストが多い理由」ですが、上記の分析の「カッコマン」「プライド高い」「ほめられるのが大好き」などが当てはまるかと思います。「集中したらすごいパワーを発揮する」も。
なんたって、ピアノ弾ける男子はモテます!
今ピアノ習ってる男子、これからやろうと思ってる男子、がんばってね〜
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