HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

天国と地獄

2009年12月01日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小5):
「大人のためのピアノ教本2」にはいってから、順調に進んでいます。
(実は これくらいの本が、彼女の本当の実力だと私は思っています)

3曲目の「天国と地獄」。
「これって、すごく速く弾く曲だよね?」とM3ちゃん。
「そう、すごく速く弾くの!」
昔は、運動会のリレーや徒競走のバックに流れる定番曲だったけど・・・知ってるの?
カステラ1番、電話は2番~」とM3ちゃん。
3時のおやつは文明堂~」と先生も声を合わせて歌っちゃう。
そうか、やっぱりM3ちゃんには、運動会じゃなく食べ物の印象だったか、この曲は

テキスト修了!

2009年12月01日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小5):
「大人のためのピアノ曲集2」、最終曲「くまんばちのブギ」です。
右手の目まぐるしい半音階の連続に、左手でブギウギのリズムとフィルインを刻みます。
とても上手。よく練習してきたんだね。
それに、リズムの乗りが抜群です。音楽が体にしっかり入っています。
「やったー、合格!」
「わーい、やった~\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/

Mちゃんは、めでたく「大人のピアノ教本2」を修了し、「ブルクミュラー」をもらいました。
先生が、本の説明をして、いくつかの曲のサワリを弾いてあげました。
「これは、ブルクミュラーっていう人が作った本なの。練習曲が25曲はいっていて、それぞれ 8分音符の練習とか、アルペジオの練習とか、課題がある。だけど、全部の曲にタイトルがついていて、それらしく素敵な曲ばっかりだよ。例えば・・・」
貴婦人の乗馬、は 乗馬の様子が出てるし、「清らかな流れ」は、小川のサラサラと流れるようすが現れている。「せきれい」は、河原にいる小さい鳥・・・
「ほんとだ。みんな曲の感じが出てる。『狩』ってどんなの?」
先生は「狩」の冒頭を弾いてあげました。
「馬に乗ってる人たちが、パカッ、パカッ、て走っていくよ。角笛が鳴って、狩の始まり・・・」
「おおー、ほんとだ。狩だ」

今日から、ピアノ入門5年目に突入するMちゃん。
この本で、彼女の素敵な感性と演奏技術を、開花させてほしいです。

速さに挑戦

2009年12月01日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小4):
先週は、「ジャンバラヤ」を 素晴らしいスピードで弾いて、先生を驚かせてくれたのでした。\(^O^)/
Tくん!こんなに弾けるなんて!

さて、今週は次の「マイボニー」だけど。どう?
「あ~、伴奏の音符書いてくるのわすれたー」
なあ~んだ~ もうダメじゃん~
「うーん。最初の曲は、新しい本の1曲目だから やる気まんまんだったんだけど・・・」
2曲目で、もうホトボリさめたってか?! ダメじゃん。ちゃんと書いてきてよ。

気を取り直して「バーナム」。今回の課題は「階段をかけおりよう」という、両手の下降音階の練習です。
指番号を間違えると、たちまち行き詰まってしまいます。
Tくんのおもしろいところは、他のみんなが苦手な「カデンツ」・・・曲の終わりにジャン!ジャン!ジャン!ジャン!と弾く、和音の連続が得意という点です。
分析力のある、男の子らしい得意技です。

「Tくん、この曲、できるだけ速く弾いてきて。タイム計るから」
先生は、時折使う「気合い技」を使いました。
「えっ」ほうら、食いついた。
もう練習はじめてる。何度も何度も。
「20秒近くかかってるね。指まちがえると、一気に時間くうよ。まちがえずにサッと弾いたら、半分に時間縮まるはず。来週、10秒以内で弾いてきて。1けたの数字で」
「えっ、1けた?」
Tくん、再びがんばりますが、どうしても指番号を間違えてやり直してしまうので、大幅に時間をロスしてしまいます。
「右手だけだったら、速く弾けるんだけどな~・・・」
「じゃ右手だけで計ってみよう! せーの! 1、2、3、4、・・・・速い!7秒! 」
「おお、やったー」
「ね? 間違いさえしなければ、こんなに速く弾けるんだから。いいね、来週」
「おし、がんばってくる!

よしよし、男の子には「頭を使わず体力勝負」だ

本日の自信アリ

2009年12月01日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小2):
なぜか大分時間に遅れて到着したので、レッスンのプログラム全部やる時間がありません。
曲集、ピンクのバーナム、オレンジのバーナム、どれかに絞ることにしよう。
どれをやろうかなあ、と思ったけど、ここはひとつ、本人にきいてみることに。
もしかして ぜひやりたい!と思う自信曲があるかもしれないし。

「今日は全部やる時間がないから、そうだ、一番自信のあるのにしよう」
と言われて、Tちゃんがソク答えたのは「バーナム!」だった。
なあんだ。練習やってないのか。
もしかして、新しいクリスマスの歌とか、練習してきたかなあ、と思ったのに。
まあいいや、バーナムをしっかりやることにしよう。

ルーレットでオレンジのバーナムの曲を選んだら、いちばん易しい1番。
「じゃ、すごーく速く弾いてね!1番なんだから
Tちゃんはけっこう上手に、オレンジのバーナムを次々弾きました。
続いて、現在の課題レベル ピンクのバーナムです。
これもなかなか上手に弾いて、丸をもらいました。
「次はこれをやってきてね」と、次の曲を説明しようとしたら、Tちゃんが
「次、ちょっとおうちで弾いてみたの」
と言って、次の曲もきちんと弾いてくれました。

そうか。楽ちんだからバーナム選んだんじゃなくて、「自信アリ」が、バーナムだったんだね。
うたがってすみませんでした