HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

11歳からのバーナムは何色?

2012年11月20日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小5):
緑色の「バーナム2」が、修了まで秒読み状態に入ったのが先週でした。
最後の「グループ5-12、元気いっぱい、さあ弾こう」にマルをもらい、これで終了?! と喜びたいところですが、実は。
2ページ前の「5-9、屈伸」を「大変だからとばそう」と 後回しにしていたのです。
さあ、これでいよいよ、いっちばん厄介な曲が残ったわけだ
5-9というのは、ホ長調で♯♯♯♯と4つのシャープが付く調合、そして展開を含む和音と2オクターブの跳躍、と まるで嫌がらせのカタマリみたいな曲なのだ。

「Tちゃん・・・いよいよ9番だけだね・・・ところで、今、11月の3週目だけど、たしかお誕生日が12月だったよね?」
「うん。12月4日。」
「12月4日なら、ちょうど火曜日 ピアノの日だよほら、カレンダー見て!」
「あ。ほんとだ。。。」
「それじゃさ、お誕生日までにこの本終わらせて、お誕生日に新しいバーナムもらおうよ。あと3週間もあるんだもん」
「え~、できるかなあ・・・」
などと言っていたのが先週あたりでした。

はたして今日の出来はいかに。
がんばりましたよ!
たいていの生徒が この5-9で手間取るのですが、Tちゃんはがんばって、複雑な和音や跳躍を確実に弾きました。
「すごいすごい。たくさん練習してきたの?」
「うん。一応・・・」
かくして、Tちゃんはお誕生日まで2週間の余裕を残し、今日 新しい「バーナム3」をもらいました\(^o^)/
「次は何色かなあ。私の予想ではむらさき色なんだけど」
と、Tちゃんが楽しみにしていた新しい「バーナム3」は、実は茶色でした!
これからは、茶色のバーナムをメインに、緑のバーナムをランダム弾きに使います。
お誕生日が来て、11歳からのバーナム。
がんばろうね。

大人の発表会

2012年11月20日 | その他日記
大人の人にとって、人前でピアノを弾くということは すごい緊張なんだなー、ということが、発表会をする度に実感されます。
今回も、大人のためのハロウィンコンサートでピアノを弾いた生徒さんたちのお話を聞くと、その緊張たるやヒバリなどの想像をはるかに超えたもののようで、話をきいているだけで「うわあ・・・」と胸を衝かれます。
なにしろ、指が震えて正しいキイに命中できない、足が震えてペダルが踏めない、目が眩(くら)んで何も見えない、弾き終わって立ち上がれない、etc,etc・・・と出るわ出るわ
そんな恐怖に雄々しくも立ち向かって、みなさんステージに上がってくださってたんですね。
みんな、ごめんね・・・そんな思いまでさせて
私が自分のこれまでの記憶をたどってみて、様々な場面でそれなりの緊張はあっても、震えるまでの緊張というのはなかった気がします
自分の体が意思に反して、勝手にふるえてしまうほどの緊張・・・ 想像すると怖すぎる。
もし、私自身、自分がそんなに震えてしまうことがわかっていたなら、発表会なんか逃げちゃうような気もする・・・
それなのに、逃げないで立ち向かってるみなさんはすごい。
私の心は、がんばって演奏した生徒のみなさんへの尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
そして、そうやって緊張しながら、精いっぱいがんばって弾いてる姿は美しいと思いました。
それはアマチュアならではの、ピュアな美しさ、真摯なハートの証明です。
プロの演奏は芸術的にも技術的にも素晴らしくて、私たちの心を感動で満たしてくれます。
けれど、アマチュアの人の演奏には、プロにはない別の美しさや感動があるのです。
ヒバリはそれが大好きなので、こうして長年、大人のコンサートや子どもの発表会を開き続けているのは、それが理由かもしれません。

そんなわけで、大人の生徒のみなさん、また来年も、コンサートで演奏してね。
震えちゃうのは申し訳ないけど、ひとつよろしくお願い



ハロウィンコンサート終わりました♪

2012年11月19日 | 発表会・コンサート記録
最近、日記の更新がすっかり滞っていてすみません。
大人のコンサート「チャティーハロウィーンコンサート」が無事に済んでから、早くも1か月近くたってしまいました

コンサートはとても面白かったです
遠くの友だちや、近所の友だちや、友だちの友だちや、いろんな人が聴きに来てくれました。
演奏者も、ピアノの生徒さん、コーラスの仲間、プロやアマチュアや若い人や若くない人や、みんなが精いっぱいがんばって、すてきな演奏ができたと思います。
こうやって、みんなで音楽の楽しみを共有するのはほんとにいいな~♪と思います。
大人のみなさん、また1年後に、音楽でご一緒に遊びましょう。